笠置山の紅葉

今年の紅葉もそろそろ終わりが近いので、半日日帰りで紅葉狩りに出かけました。
笠置山は10年程前のNHK大河ドラマ太平記」のご当地ブームで注目を集めた事がありますが、私個人的にはあまり興味のない場所でした。
今回はネットで紅葉スポットを探していてたまたま笠置山の名前を見かけたので、近場ということもあり、出かけてみることにしました。

巨大なオーバーハング岩です。
笠置山花崗岩で構成されていて、山のいたるところにビルや家ぐらいのサイズの巨大な岩がゴロゴロあります。その岩の下をくぐり抜けたりする周遊路は迫力満点で面白かったです。

高さ20mの垂直な一枚岩。
奈良時代に仏像が刻まれたのですが、風化して姿が消えてしまったとか…
遡れば千年以上前の遺物も出土するそうで、歴史的にも価値が高い場所のようです。

これも家が一軒建つほどの大岩が、絶妙のバランスで下の岩に支えられています。
まるで巨石文明の遺跡のようです。
他にも見晴らしの良い場所に巨石があり、その上に登れる場所もあってスリル満点でした。

これもそんな岩の上から撮った一枚。
木津川です。それに並走するR163(右岸)とJR関西本線(左岸)です。
巨岩を巡っているときは、自分がアリになったような気分でしたが、この景色を眺めると、今度は巨人になった気分が味わえました。(笑)
笠置山は不思議なスケール感が味わえる場所です。

周遊路の終点は紅葉公園です。
落ち葉で地面まで真赤に染まっていて、見ごたえありました!

快晴の青空をバックに燃えるような紅色のコントラストが絶妙です。

黄色系の楓の大木も晩秋の風情満点でした!


これまで紅葉狩りとはあまり縁が無かったんで、これだけ見事な紅葉を見たのは生まれて初めてカモ?


「日本の秋」を全身で満喫できました。