近畿選手権第6戦

ランドスポーツ南大阪で開催された大会(NBクラス)に参戦しました。






<1セク>
イン直後、岩盤の川に向かって下ります。
狭い川へ横向きに入って上流へ方向転換する時に、リアが滑って足が出やすいです。







向きを変えた直後に、ツルツル粘土の土手を登り、滝の上を通過してアウト。
この粘土斜面が曲者です。







<2セク>
イン直後から大きなガレ岩の川原を通ります。







これはアウトから撮影。
向こうの谷底から這い上がってきて、こちらでアウトとなります。







途中の岩盤です。
ゼッケン2番の私は、このセクションからスタートしましたが、この狭い岩盤上りでリアを滑らせて登り切れずに停止。
その状態から再発進に失敗してバランスを崩し、落差は2mほどある、谷底の岩盤に向って転落。


私のトライを見守っていた選手達からも、「あぁ〜!!!」と、どよめきが起こる中。
後ろ向きに落ちてゆく私の手を間一髪のタイミングで掴んでくれたのは、IASの渋谷選手でした!
そのおかげで体勢を立て直しながら下に着地でき、私は軽い腰の打撲で済んだのでした。


もしあの時渋谷選手がいなかったら、私はどうなっていたことやら…
もう渋谷選手に足を向けて寝られません。


その後、3ラップ目にはこの難関もクリーンで抜けることができました!







<3セク>
この斜面を2度、上り下りします。
イン直後の丸太ステアは、曲がりきれない内に越えなければならないので、NBクラスではほとんどのライダーが足を出していました。
それに続く登りも大変でしたが、画像左の最初の下りも相当勢いを殺して下らないと、前転してしまう程の厳しさでした。







<4セク>
インからいきなり根っこだらけの斜面を下り、右へターン。
このラインをクリーンできたNBの選手は1名の、それも一回きりでした。







最後のヒルクライムは、登りきったところが狭くてアウト直前の右ターンで足が出てしまう選手もいました。







<5セク>
上から眺めるとこんな感じの、粘土質でツルツルのセクションです。







イン直後のターンから丸太越えまでが最初のワナです。
ライン取りをミスるとツルツル斜面の餌食になります。







出口直前の斜面も、ミスを誘います。







<6セク>
狭い沢で大きく蛇行を繰り返すラインです。







簡単そうですが、油断できません。







<7セク>
杉丸太の多い平らな沢を抜けて後半は斜面へと向かいます。







後半の難所です。
キャンバー走行の腕が試される設定で、南大阪では良く使われるラインです。







<8セク>







ターンからスタートしてエッジの効いた凸凹岩盤斜面が攻略できるかどうかが試されます。







<9セク>







ここも8セク同様、沢のターンからステア状の岩盤が攻略できるかどうかがポイントです。







<10セク>







沢からターンで登り、さらに根っこのステアを超えます。
左流れの斜面から右方向へアプローチするステアは、やりにく〜い雰囲気満点です。(笑)







今回のスコアです。

クリーン×20、1点×4、2点×3、3点×2、5点×1で、減点合計21点。6位で10ポイント獲得しました。
今回は、6,7位が同点ということで、順位決定戦が特設セクションで行われたのですが、私がその対象者であると知らされたのは、バイクを念入りに洗い上げてタントに積み込み、すっかり帰り支度が整ってからでした…。


すっかりリラックスしていたのが、突然の呼び出しに冷や水を浴びせかけられたような状況となり、あたふたとバイクを下して特設セクションへ。
先ほどまで目を三角にしてセクションに挑んでいた選手の皆さんは、すっかりリラックスムードのギャラリーと化し、痛いほどの視線を浴びながらもう一人の選手と3本勝負の一騎打ちを演じることとなりました。
セクションは最後のターンが曲がりきれないほどきついのでクリーンはほぼ不可能な設定でしたが、ジャンケンで私が後攻となったのが幸いして勝たせていただくことができました。
こんな状況で走ることはまず無いので、順位決定戦はとても貴重な経験となりました。




シリーズポイントは、今回の10点を加えてこれで合計46点となりました。
NA昇格ラインまであと4ポイント。
ようやく昇格が見えてきたかな?という感じまでこぎつけることができました。
でも残り試合も少ないので、まだまだどうなるか分からないですね。
せっかくここまで貯金してきたのですから、無駄にしてしまわないように頑張りたいと思います。