私の基本練習

<業務連絡>
次の週末はいつもの場所にて合宿がおこなわれることになりました。
万障お繰り合わせの上お越しくださいませ。
以上。(笑)



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さて、
今回は、私のイチ押し練習法を公開します。(^^)


●不整地スラローム


沢やガレ場、根っこや溝などの地形でも乱れずにターンができるようになる練習です。




やり方は簡単で、乱されやすい状況が100m位続くラインを探します。


私の場合、駐車場から練習スペースの間にある3m幅程の通路がそんな状況でして、過去4年位は本当に単なる通路として通過していました。


ところがNAになってからのある日、ふと、「この通路を通る時は、ひたすらスラロームをしてみたらどうだろう?」とひらめいたのでした。




さっそく実行!


すると、フロントがつっかかったり、流されたりしてかなり乱されてしまいます。(>_<)
時にはエンストしたり細い丸太を越えながらのターンでひっくり返ったり…




それでもめげずに、通路移動の度にスラロームを繰り返すこと数カ月、


次第に乱れが少なくなり、少々の根っこや溝でも引っかからずにフロントを回しこめるようになりました。




この練習のメリットは、
スラロームによる切り返しの連続をすることによって、バランスの良いポジションやステップの踏み変え操作が実感できやすい!ということです。
また、滑らかなフロントの回しこみと切り返し、根っこや溝を通す際の前荷重の抜き、あるいはガレ石ラインでグリップとバランスを保つコツなどがまとめて身につくという事にあります。




この練習の成果は今シーズンの3・4戦目で現れました!
どちらも会場は猪名川
沢やガレのターンが多く、そのターンで出るポロ足が明らかに減りました。(^^)




この不整地スラロームを練習する上でのポイントを挙げると、


・練習する日は必ず取り組む地道な継続。
・ローギアで、たとえ根っこや溝・倒木があってもラインを変えずに、あくまで一定の速度とリズムを保つ。
・「抜き」の瞬間的なアクセルの足しやサスの伸縮、ボディーアクションを積極的に活用する。
・進行方向に対して車体が真横を向くまで小さな半径で回しこむ。
・ステップの左右の踏み替えで、傾けた方向へバイクが曲がろうとする働きを最大限に引き出す。
・一定の速度で進み続けるアクセルワークによってゴロゴロ岩の上もグリップして進んでいく感じをつかむ。


などを意識して取り組みます。






とにかく、「理屈ではなく体で感じて掴んでいくターン練習」です。
安全なラインを選んでフロントを送り込むのも大切ですが、行かせたくないラインであろうとなかろうと関係なくフロントを送り込んで曲がってしまうこの練習法によって、沢などの苦手意識もかなり克服できるようになると思いますヨ。(^^)