今日の練習

プチ寒波が昨日通過した練習場所は、ところどころ雪が積もっていたり、たっぷり水分を含んだ地面が凍りついていたり、さらに朝の日差しでそれが溶けてヌルチュルな箇所もあったりします。

今日の練習テーマでは、そういうところは不向きなので、ちゃんとグリップの良いところで行いました。
そのテーマとは、「足の裏で感じ、そして考えるターン」。これ1本に絞って取り組みます。
クラッチを使わずにできるだけスロー走行で小回りターンを行いながら、前回の練習以降、ターンについてあれこれと気づいたことを実際に試してみます。

5時間近くターンだけに取り組んだ結果、確認・発見できたことは…
・ステップにただ「立つ」だけではなく、積極的に「踏みつける」とバイクの「芯」を感じやすい。
・ステップを踏みつけるにはハンドルの使い方も関わってくる。
・左右のステップは、イン側でバイクの芯を踏みつける。そのためには、アウト側(の真上)にライダーの重心を保ってバランスさせる。
・イン側の踏み付けとアウト側への身体の寄せをリードするのがアウト側の膝である。
・ビデオ撮影し、その場で自分の走りをチェックしながら練習すると、思いもよらぬ上達のヒントを掴めることがある。


今日はターンのキーポイントである「バイクの芯」を感じ、それを走行中キープするためのヒントがいくつか掴めたのですが、それらを通してふと気づいた事があります。それは…
「ターンの動作は歩く動作に似ていて、支える脚とリードする脚の相互作用によって成り立っているのではないか?」という理屈です。
もしこの理屈が正しいとすれば、ターンをすごくシンプルな動作として捉えることができ、様々な状況のターンで応用が利いて、なおかつ自分の課題が容易に判り、改善できるものになる!…はずです。(ホンマかいな!?)
という訳で、理屈っぽく考えるのが好きな私が、誰もいない練習場で黙々と取り組むにはうってつけの内容でした。(笑)
もちろん、次回の練習では今回発見した理屈のさらなる検証をテーマにしたいと思います。


そうそう、前回ナンノさんから「リアのイニシャルを少し抜いたほうが良いよ」とアドバイスを受けたので、アドバイスどおり変更していたのですが、前振りの前後ピッチがゆったり大きくなり、すごくしやすくなったのには驚きました。ステアではどう変わったかまだ試していませんが、ちょっと期待がふくらみます。
あと、右手に楽をさせたくてフロントキャリパーを2ポットから4ポットに換えました。
しっかりエアを噛んでいますが、あせらず練習の合間にエア抜きをしていたら、徐々にフィーリングが良くなってきました。