今日の練習

今日で3月も終わり、いよいよ春真っ盛り!
近所の練習場は小高い山の中ですが、平地同様にどんどん桜の開花がはじまっていました。

暑くも寒くもなく練習にももってこいのコンディションです。
念入りに準備運動をしてから練習場所にやってくると、ウグイスの鳴き声もあちらこちらから聞こえてきました。
一人で練習を始めていると、そこへナンノさんが登場。
ありがたいことに、15分ほどマンツーマンでレッスンしていただくという幸運にも恵まれました。
欠点だらけの私のフォームですが、特にいけないのはフトコロが狭くてステップとハンドルの操作がおろそかになっているという事でした。
そこで「外ハンドルを引きながらターンする」という課題を教えていただきました。
このテクニックはキャンバーやオフキャンバーで威力を発揮するそうで、インステップを前方へ蹴り出す力を使って腰を引きながら外ハンドルを身体の方へ引き付けるようにすることで、グリップも良くなりライダーもしっかりバイクの外側でターンできるという話でした。
身をもって示してくれるナンノさんの教えに従って走ってみると、自分では言われたとおりしているつもりでも、同じ事を繰り返し指摘されてしまいます。
言われたことをさらに大げさに行い、もう違和感でいっぱいのターンになってきてやっと少しマシな感じの走りになれたようです。
この「大げさにやる」「違和感を感じる」というのは、自分で意識できていない「クセ」を矯正するには絶対必要な感覚なのだろうなと思います。
違和感があっても、その動作を繰り返して練習すれば、好ましくない「クセ」はやがて消えて正しい動作へと置き換わって行くのでしょうね、きっと。


レッスンが終わってからも1時間ほど、頑張って同じ練習を続けましたが、下半身を結構使えるようになった感じが出てきて、その下半身の踏ん張りだけで外ハンドルが引けるようになりました。それにつれてターンの安定感もぐっと増した感じです。
試しに、乾いて滑りやすい斜面のコブをぐるりと一周してみましたが、なるほどオフキャンバーな部分でグリップと安定感が出てよい手応えがありました。
という訳で、これからもこの「矯正練習」を頑張って継続しようと思います。


今日はNBライダーが3名来て練習に励んでいましたが、ナンノさんがコーチしている先日の優勝者を含め、どなたも優勝を狙えるメンバーばかり!
セクション練習の様子を見学させていただきましたが、とんでもなく難しいレベルで、ただただポカンと口を開けて眺めていました。でも本当に見ごたえがあり、いろいろと勉強になりました。


最後は振りの練習で締めくくり。
前回の練習以後、自分なりに思いついた振りのポイントが2つあって、それが実際に役立つかどうか試してみたところ、なかなか良い感触で、右も左もさらに上達の手応えを感じることができました。