今日の練習

雨上がりの滑りやすいコンディションでセクション練習に精を出しました。
広場のゆるい土手を使ったセクションは、ドライでは楽勝でも、今日のヌルヌルだと手応え満点の練習になりました。
斜面の下を横切る体勢から上方向へタイトにターンする登りでは、重心が内側に傾いているとリアが簡単に横滑りしてしまうので、バイクが向きを変え始めたらすぐにバイクを起こし、グリップさせながらスロットルを開けるという一連の操作が難しいです。
今日の練習では、「滑りそうでバイクを寝かせたくない→曲がらない→重心を内側に寄せて曲げようとする→滑って失敗」というパターンが多かったのですが、色々試してみて「バイクを寝かす→そろりと曲げ始める→すかさずアウト側荷重を強めてバイクを起こしながらスロットルを開ける」という操作で上りきる事ができるようになってきました。
この「すかさずアウト側荷重を強めてバイクを起こし…」は、バイクの引き起こしの操作やタイミングが難しいのですが、この操作のコツが掴めれば、滑りやすい斜面や傾斜のきつい斜面、あるいはターン直後のステアへ加速する場面などで役立つので、今後の練習テーマの一つに加えたいと思いました。
あと、滑りやすい状況では、わずかな進入角度の差で上りきれないといった場面も出てきますが、こういう時に振りが使えるとかなり有効ですね。
今日も、「下り→曲がりながらツルツルを上ってくる」ターンで、リア振りを一つ入れてから上るとツルツルが楽勝になり、振り一つで全然違う事がありました。