夏のカブツーリング(その4)

483Km走った翌日ですが、特に疲れも残っておらずさわやかな目覚めでした。
二日目の今日は、御岳山と開田高原エリア限定で観光ツーリングします。



7時半にログハウスを出発。御岳山の北側から開田高原を目指します。
朝の逆光に輝く渓谷が、とてもきれいでした。








最短ルートを通るので、道を間違えたのではないかと不安になるほど細く険しい山道も超えてゆきます。
カブも上りでは2速ですら厳しくて、時々ローに落とす場面も…
でも、こんな道ほど雰囲気は最高です。







フレームに収まりきらないので、目一杯ワイド側で撮影しています。ですから画像よりも実際の見た目はすごい大木なんですが、近寄れないのが残念。
深い森の中で何ともいえない神秘的な雰囲気に包まれます。
















山の切れ目で一瞬、御岳山が見えました。
御岳山は南北に長い形の火山なので、北側からみるとスリムなシルエットです。
カブのミラーには、昨日の夕立ちで濡れたグローブを洗濯バサミで止めて、乾かしながら走っています。(笑)
































美しい光景の連続で、何度も止まっては撮影を繰り返し、なかなか開田高原までたどり着けません。(笑)








ようやく開田高原です。ソバ畑が出迎えてくれました。








まずは御岳山の展望が素晴らしい場所を目指します。
この時期、御岳山は気温の上昇につれて山腹に雲が湧いてしまうので、撮影は時間との勝負なのです。








最初に九蔵峠にやってきました。
道路の向こうにすごい迫力で御岳山が迫ってきます。








この空間の奥行きをどう表現したらよいのでしょう?
御岳山の迫力が際立つ、とほうもないスケール感の景色です。


ふと、これと似た光景を以前眺めたことがある気がして思い出したのですが、数年前にTDM850で九州ツーリングをした時に、大観峰から眺めた阿蘇山がそうでした。
もしかして、この九蔵峠の峰々は、御岳山の外輪山なのでしょうか?
この景色を眺めながら飲むコーラのおいしかったこと!(笑)








次は地蔵峠を目指します。
途中で立ち寄った場所からの眺めがこれまた美しくて天国のようでした。


(その5)へつづく