夏のカブツーリング(その6)




御嶽神社」です。
御岳スカイラインのスタート地点でもあります。
これからどんな道が続くのか、期待がふくらみます。








とんがった絶壁のような山肌を道が横切っています。
あそこまでどんな風に道がつながっているのか想像できません。
普通、ありえないような道の造り方ですが、何度もヘアピンカーブを折り返しながら高度を上げてゆきます。








スキー場のエリアに入ると、一気に視界がひらけます!








空へ向かってカブは2速メインでトコトコと登ります。
交通量がほとんどなく、貸し切り状態の道なので最高の景色を思う存分楽しみながら…








リフトの下を何度もくぐり抜けます。
冬のゲレンデをイメージすると、今走っているのは2M近い雪の下か?
ってことは、スキーヤーが頭上をスイスイ滑っているわけですね。(笑)








カーブミラーにうつる景色すら美しい。








終点まで上りつめました。
御嶽山の頂上が圧倒的な迫力で眼前に迫ります!
こんなところまでバイクで登れるなんて知らなかった〜。








ハンディGPSをデータモードで見ると、標高2203M!
ここの看板には2180Mと表示されているので、誤差はわずか23Mですから、かなり正確ですね。
とても涼しくて快適なのですが、これだけ良い場所なのに、混み合っていないのが○です。
あまり世間に知れていないので、まさに「穴場中の穴場」だと断言できます!








ここから登山道が続いています。
頂上が直接見えているので、すぐに登れそうな気がしてしまいますが、標高差にしてあと800Mは登らないといけないので、相当厳しいはずです。
少し会話した年配の方も、「空気が薄くてつらかった〜」と言っていました。
でも、来年の夏はぜひ頂上まで登ってみたいですね!
















気圧が低いので、パンの袋もパンパンです。(笑)








頂上付近の路肩に咲いていた「ど根性ホタルブクロ」。(笑)








頂上に別れを告げて、引き返します。
ここからは下り。気分はスキーヤーになってダウンヒルを楽しみます。
空を目指す上りとは対照的に、眼下の下界へ飛び込んで行くのでスリル満点。素晴らしい見晴らしを楽しみます。








カブはリアサス(ダンパー付社外品)と前後タイヤを新品に交換したおかげで、ロードモデルに引けを取らないほどのコーナリングが楽しめます。
バンク角を探りながら少しずつ攻め込んでいくのですが、足回りとグリップの限界が気になってきても滅多にセンタースタンドを擦ることはありませんでした。
あの細いフレームのよじれも感じることなく、フロントとリアが同じラインをしっかりとトレースしていて、操作とバイクの反応にずれがないなど、コーナリングの性能が想像以上に高いのです。
軽量バイクならではのダウンヒルは、重量車をねじ伏せる豪快さとは異なった楽しさがありました。
















これで今日のツーリングを終えても十分に満足できる内容ですが、まだ予定の半分を消化したところです。
次の山岳ワインディング目指して、一旦麓まで下ります。


(その7)へつづく