夏のカブツーリング(その7)


次は「倉越パノラマライン」を目指します。
















今回のツーリング道中、良く見かけた看板です。
ローカル色豊かな看板は、旅の気分を盛り上げてくれます。








牛も旅の気分を盛り上げてくれます。(笑)








倉越パノラマラインです。
案内の表示もほとんどなく、入口がわかりにくかったです。
走っている間、一台の車とも出会わず完全貸し切り状態。
緑のセンターラインが忘れ去られた道である事を物語っています。
景色も平凡で、あまり見晴らしもきかず、ちょっと肩すかしでした。








最後の方で一瞬、展望が開けましたが、これもコンクリの手すりの上に立ってやっと撮れた画像です。(苦笑)








御岳山もちょっと見えました。(苦笑)








真ん中の道を上がると…








御岳ブルーライン入口です。








「配達の人」(笑)








この道も山岳ワインディングというよりも、スキー場内の通路的な道といった感じ。
展望もそれほど開けていません。








岩盤の枯れ沢。
これはまさに天然のセクションですね。(笑)
手前の大岩にはバイク2台分くらいのスペースがあります。ダイナミックなセクションができそうです!








ゲレンデの中を何度も折り返しながら下ります。
道路が隠れて見えませんが、車のルーフが少し見えているのがわかるでしょうか?








御岳ブルーライン終点です。振り返ると御岳山が間近に。
御岳スカイラインがあまりにも素晴らしかったので、残りの山岳ワインディングは、すっかりかすんでしまいました。(苦笑)








「山岳ワインディング巡り」も終わり、最後のメニューは「開田高原のお散歩」です。








御岳を望む露天風呂で有名な「やまゆり荘」の前で撮ったユリの花です。
一輪で咲くユリも見ごたえありますが、これはまた見事な咲きっぷり!
時間に余裕があればぜひ温泉に浸かりたかったのですが、パスします。
以前利用したことがあるのですが、ここは立派な設備の温泉で、開放感あふれる大露天風呂が良かったです。
この日も利用者が多く賑わっていました。








ぜひ食べてみたかった「タビタのパン」
林道!の奥にある目立たない店なのに、「石窯で焼くこだわりのパン」ということで、有名な店です。
残念ながら定休日でした。
そういえば、月夜沢林道を少し入ったところにあった、「清水牧場チーズ工房」も、フランスで修業したこだわりのチーズだけを販売していることで有名なんだそうです。
目立たない場所でこだわり抜いた本物だけを売るプライドには気迫さえ伝わってきます。
今度ここへツーリングする時は、1日目に清水牧場のチーズ買って月夜沢林道を開田高原に抜け、タビタのパンも買って別荘でワインを飲みながら賞味、2日目は御嶽山の頂上を征服して山ゆり荘の温泉に浸かる。というプランをぜひ実現させたいですね。








「木曽馬トレッキングセンター」です。








御岳山の眺めが良い、開放感のある牧場です。








私の大好きな木曽馬です!








以前、ここで木曽馬にまたがり、トレッキングとフリーライドをしたことがあり、それ以来すっかり木曽馬のファンになりました。
カメラの位置からもわかるように、とても小柄で、性格は人なつっこくて優しい馬です。
そばで眺めているだけでも、すごく癒されるし、実際に「木曽馬セラピー」というのもあるそうです。
ウェスタン調の建物の木のテラスで、オーナーの方から冷たい麦茶を御馳走になりながら、木曽馬や開田高原の事をいろいろと聞かせていただきました。(今回は冷やかしなので恐縮でした)
とても愛されて優しく丁寧に面倒を見てもらっている馬達は、なんとも平和で優しい眼をしていました。


速く走れない代わりに、従順でどこまでも優しく付き合ってくれる小柄なカブは、木曽馬そっくりです♪








開田高原の楽しい散歩を終えて別荘へ帰ります。
途中のさびしい山道に、ここだけアザミのようなきれいな花が群生していました。
開田高原や御岳周辺は、道路沿いに色とりどりの花が咲いています。
手入れの行き届いた花壇以外にも、道端に地元の人が、種を蒔いたりしているのだと思います。
この花も野生化しているようですが、きっと誰かが蒔いた種が、何年もかかってここまで増えたのでしょう。
そんなストーリーを想像するだけで、うれしさと感謝で心が温かくなってきます。








4時40分に別荘帰着。
2日目の走行は233kM、平均速度25km。
露天風呂でひと汗流したあと、ログハウスのテラスでビールと焼き鳥バーベキューで締めくくり、オーナーと会話も弾みました。
あ〜、本当に来てよかった〜♪