夏のカブツーリング(その8)

いよいよ最終日の朝を迎えました。

朝のお散歩。
乗鞍岳と御岳山と槍ヶ岳が同時に眺められる場所です。
乗鞍岳をバックに。








おいしいソバを御馳走になって、昼過ぎに別荘を後にしました。
涼しい高原と素晴らしい景色との別れを惜しみながら山を下ります。








カブの乗り方にもすっかり慣れて、下りのワインディングを楽しみました。








フロントは早くもブロックの角が丸くなってきたので、そろそろ無理はできないかな?
不評なリンク式の前サスですが、私個人的にはフォークの剛性が高く車体のピッチングが少ないので、ラインが安定してコーナリングしやすい感じです。っていうか、カブはやっぱりリアサスが命で、このリアサスがしっかりしていてリア荷重で体を預けることができれば、むしろリンク式フロントの良さが光ってくるという印象を持ちました。
なので、サスの前後バランスも良く、不安感なくコーナリングできました。























小坂まで下ると、お祭りムードが盛り上がっていました。








旧暦に合わせて七夕まつりもしているのですね。
本来の七夕は、夏の星空が最も晴れ渡るこの時期に行われていたそうです。
7月7日では梅雨真っ盛りなんですよね。








帰路ももちろんお気に入りのK88。(笑)
















盛夏を彩るサルスベリ
飛騨萩原からせせらぎ街道を目指します。








トンネルでは冷蔵庫の中を走っているみたいで寒いくらいです。
























飛騨美濃有料道路
250cc以上は300円で割高感があるのですが、カブはたったの50円。








郡上八幡を過ぎ、長良川沿いの道で、すでに気温はこの通り。
その先の岐阜市街に至っては最も暑い時間帯を通過。
2時間余り、彦根までは暑さに耐えて我慢の走行です。








彦根からは往路と同じR8経由か、それとも当初予定したR307のどちらを選ぶかで少し迷いましたが、山沿いのR307を選択。
これは大正解で、交通量が少なく道はスイスイ流れており、田園風景の中、再びツーリング気分で快走。
日も傾き始めると、気温も下がってきました。








夕暮れの日野水口グリーンバイパス
通行料20円。








その後信楽で日が暮れて、涼しい夜間走行1時間程で無事家にたどり着きました。


3日目の走行距離325Km、所要時間7時間25分、帰路区間の平均速度41.5Km/h
郡上八幡から彦根までが暑かったものの、下道ならではの旅気分が続くので、高速道路経由で帰るよりも辛いという印象はあまりなかったです。
高速道路は郡上八幡以降、ズラズラと続く車に囲まれての走行で神経が疲れてしまい旅気分がありませんから、(それにお金もかかるし)カブツーリングの良さは帰路でも感じることができました。




TYSエンジンのOHがきっかけとなり、単なる思いつきでスタートした計画ですが、行って本当に良かったと思います。というか、機会さえあれば、四季折々に訪れたい気分です。(笑)
久々に充実感のある味わい深いツーリングが経験できました。




<今回のツーリングデータ>
総走行1041Km
消費ガソリン24.6L(ガソリン現地相場190円/Lで換算して4674円)
燃費42.3Km/L
有料道路通行料70円
総支出額17772円
















08夏のカブツーリング(おわり)




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