大会を振り返って

(以下はあくまでも現時点で未確定のデータに基づいています)


ポイント圏内のスコアは
優勝:-7
2位:-12
3位:-13
4位:-14
5位:-15
6位:-20
7位:-20
8位:-22
9位:-23
10位:-27
11位:-30
12位:-43
13位:-46
14位:-50
15位:-59
でした。


私は11位ですから、私より上の順位は混戦で、私より下は点数が開き気味の傾向が見て取れます。
このことから、今回のセクション設定は、いずれも私にとって限界スレスレの難しさに近いものが多かったと言えます。
実際、9つのセクションで一度はクリーンを取っていますが、オールクリーンのセクションは9セク一つですし、私自身、5点すれすれのピンチが何度もありましたから、「魔の1セク」以外は5点を出さずによく持ちこたえたというのが実感です。


今回のセクションの中で、私が多く減点を喰らったセクションは以下の3つです。
【1セク】0-5-5
減点の原因→ダム滝アプローチラインがアバウトすぎて、水中の石に弾かれたと思われる。
対策:水中の地形や石が見えない場合は、クリーンしているライダーのラインを絶対に外さないように辿る。特に滝登りの加速では、激しく弾かれて5点となるので、手前のアプローチを含めてライン取りをシビアにすること!
しかし、水中の石が動かされてしまうこともあるので、石に弾かれても振られにくい登り方を練習で身につけるべき。


【7セク】3-3-2
減点の原因→上りの丸太ステアで、速度が大きく落ちてしまい、その先では止まりそうな速度から曲がったV溝を登ろうとしてバランスを保てずバタバタしてしまった。
対策:登りの丸太ステアで勢いをできるだけ残して越えられるようになるのと、V溝のヒルクライムに慣れ、少々バランスを崩してもリカバリーしながら粘り強く登れるようになる。


【3セク】1-2-1
減点の原因→イン直後の狭いS字ターンで、リアが掘れた根っこの段差に引っかかって上がれなかった。
対策:タイトに曲がりながらリアだけが根っこステアに引っかかる状況で、速度を維持してクルン、と滑らかにターンしながら根っこステアが越えられるようにする。




いずれもあまり練習経験がないシチュエーションだったので、この3つのセクションにミスが集中してしまいました。
今後はこういった状況での練習をできるだけ取り入れて弱点補強に努めたいと思います。


これ以外にも、セクション下見で難しそうに見えるポイントに時間をかけ過ぎたにもかかわらず、実際は案外簡単だったりしたので、ちょっと臆病で慎重すぎる下見の眼を鍛えて、より実力に見合った下見ができるようにならないといけないなと思いました。