ガースー黒光りトライアル大会 第6戦
またまた遅い更新です。
なんとか今日こそは、と思いつつパソコンに向かうのですが、15分と経たないうちに睡魔との闘いが始まり…
作業が遅々として進みませんでした。m(__)m
今回の会場は南大阪です。
今シーズンも残り3戦となり、ポイント争いの行方を占う上でも、大きな節目となりそうです。
最近、忙しくて休日のテンションが上がらないまま、亀岡でノーポイント。
その後練習をする気になれないままの状態が続き、昨日久しぶりの練習を1回しただけでの会場入りとなりました。
そんな状態なので、今日の下見次第では参戦を見送ることも覚悟。
そうなったとしても、それも自分の実力の内と認めざるを得ません。
で、下見を終えてみて、今回3ラップということもあり、今の私には気力・体力の点から完走は難しいと判断。
潔く参戦を見送る事にしました。(>_<)
もちろん、出場しないからといって、すごすごと帰るつもりはありません。
というのも、機会があれば近畿選手権をじっくりと見てみたいと以前から思っていたのです。
なので、NAライダー達の走りを観察できる絶好の機会となり、むしろモチベーションが上がってゆく私。(笑)
<1セク>
とても短いクリーンセクションでした。
NAはイン直後の段差をうまく処理しないと、その先で思わぬ足が出てしまうので要注意でした。
アウト側から見たところ。
とても短いので、イン待ちの選手が見えています。
<2セク>
前半は、沢の連続段差越えです。
キャンバー気味に越える二つ目の段差が「いや〜な感じ」を漂わせます。(>_<)
そして後半は濡れた岩と岩盤のラインを駆け上ります。
登り始めの岩越えで、正確に岩の角を狙えないと、リアが横流れして足が出てしまいます。
<3セク>
今回の最難関セクションでした!
まず滝の横の登りからスタートします。
NBライダーの左のラインで、ヌタヌタ赤土の急斜面を登りきらないといけません。(>_<)
インからのスタートダッシュが肝心で、凸凹岩盤で速度を落とさずに赤土を登りきらないと、その先へ進めません。
この赤土+根っこは序の口で、ここを登りきってからが、このセクションの始まりと言えます。
これが中盤で、滝を横切ったあと、「恐怖の右落下ターン」が待ち構えています。
これがそのライン。
とにかく右へいきなり落ち込む激下りで、失敗した時の恐怖を考えると、
IBライダーですら、足つきバタバタで通過する選手が多かったです。
私もこの下りには肝をつぶしました。(>_<)
実際のトライの様子です。
下りの恐ろしさが伝わってきましたでしょうか?
お見事!!
ちなみに練習仲間のNさん、2ラップ目からは足を着かず、岩の上にフロントを通して猫のような身のこなしで下っていました!
後半です。
沢に降りる手前で、一度リアを振って右へ向かないと、出口まで向きません。
うまく降りても、ツルツル岩でリアがグリップしません。
ここまで足をつかずに持ちこたえてきても、あっという間に3点ついてしまいかねない難所でした。
<4セク>
前半はキャンバーターンが2回連続します。
ここでも恐怖の落下ターンが待ち構えていました!(>_<)
狭い木の間を狙って、フロントを左へ落とす怖さは半端ではありません!
二つ目のキャンバーターンを越えて、
木の根ゾーンへと進入
右へ小回りして、次の根っこゾーンへはできるだけ右寄りのラインから進入したいのですが、矢印の部分が手前に盛り上がっていて小回りを阻止しています。この盛り上がりの処理が難しくて、真ん中寄りのラインを通る選手がほとんどでした。
盛り上がりを利用したフローティングターンで、さらに小回りができるという、お手本のような見事なターンです!
根っこゾーンは右寄りのラインになるほど、有利に越えられますが、「うまく越えた〜ヽ(^o^)丿」と思った次の瞬間、リアが根っこを横流れして足が出てしまう選手が多く見受けられました。
前下がりでリア荷重が抜けてしまうので、ここはスイ〜、と流れでスルーしていくのが正解だったようです。
<5セク>
今回は斜面を横に使うセクションになっていました。
イン直後の丸太越えは、簡単そうに見えるのですが、リアを左に流して足バタになる選手続出でした。
後半はキャンバー走行の連続です。
このようにまっすぐ行ければそのままアウトですが、ご覧のとおりの難しさ…
黄色の点線部分で、根っこからリアを落としてしまうことがあるので、ピンクのラインが正解でした。
(つづく)