ガースー黒光りトライアル大会 第6戦 (その2)


競技開始前の駐車場です。どんどんトランポが集まってきているので、このあとほぼ満車に近くなりました。
多い時はバイクで通り抜けるのも苦労する程にトランポがひしめきますが、それに比べると今回は少し余裕がありました。





競技開始後、
主を待つレーシングスタンドです。
ご主人様は、戦のさ中で奮闘中です!(>_<)





色々なレーシングスタンドが使われていますね。
私も次はどれにしようかなと思っていた事もあって、ちょっと注目してみました。


リフトアップ機能付きが主流ですが、私は現在リフトアップ機能なしのタイプを使っています。
これは安定性が抜群で、オイル交換などのメンテもやりやすいですし、バイクを乗せていない時も、椅子やテーブル代わりにもなるので重宝しています。
でも、一日に何度もバイクを上げ下ろしするのがしんどいという理由だけで、リフトアップ式に替えたい今日この頃です。(^^ゞ



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<6セク>

ゲートマーカー規制がない、シンプルな枯れ沢登りでした。





スイスイと登って、





左ターンでアウトするだけのクリーンセクションでした。


、、、が、
上位10名までの減点合計を比べると、NBが6点。NAが8点、IBは0点ですが、11位〜15位までだと6点!という興味深い結果も見受けられました。


全クラス同条件のセクションですから、この結果から想像するに、簡単だと思って油断した選手にミスが出る傾向があったのかもしれません。




<7セク>

沢からスタートすると、次々とステアが現れます。





この連続ステアも、低目なので、難所という程ではありません。





それよりも、画像手前の狭いターン直後に始まる丸太ステアから枕木ステアまでの処理が難所でした。





枕木ステアは、手前の根っこをきっかけにすると簡単ですが、左へ抜ける流れが大切です。





後半の赤土斜面の登りは十分に加速が取れるので大した問題ではなく、むしろ上がった先でバランスを崩しやいので、その部分の対処が鍵を握っていました。





最後の下りも滑りやすいので、見た目は簡単そうですが、ここでつい足が出てしまう選手もいました。




<8セク>

長い年月を経て徐々に高さが増してきたと思われる、倒木ダムステアです。
オーバーハングですが、手前の岩をキッカケにしてしまえば問題のないレベルでした。





でも、こうして見ると迫力満点ですね。
今回は観客の目で撮影できたので、選手が写っている分、大会の雰囲気も感じて頂けると思います。(^^)





このステアは手前が狭くて、ライン取りがシビアな分、処理が難しい設定でした。





そしてもう一つのステアも、手前のライン取りが厳しくて加速が足りないまま飛びつく感じになるので、ここでバタバタになる選手も多かったようです。
濡れた丸太ステアが上手く処理できないと、この南大阪ではボディーにジャブを喰らい続けるように、知らぬ間に大きなダメージになってしまいます。(>_<)





最後に岩盤を越えてアウトです。





岩盤ゾーンでは、黄色のラインよりも、左側の浅い溝のラインを選ぶ選手がほとんどでしたが、このラインは下のターンで曲がりがきつい分スタートが難しいのと、溝に砂利が少したまっていて、そこで加速したときにリアを滑らせて足が出やすいように見受けられました。
それよりは、加速しやすいラインの方が、岩盤が少々凸凹していても安定して越えられるので、私的には黄色の方がお勧めのラインでした。




<9セク>

沢からスタートしてすぐに右の斜面でキャンバーターン。





速度が乗りやすいので、ここは問題なく通過できます。





これはアウト側からキャンバーターンを見下ろした眺めです。





キャンバーターンのあと、沢を横切って向かいの岩肌斜面へ向かいます。





敷き詰められたような大粒のじゃり石に注意しながらグイっと登り、上の木を巻くようにキュッ、と小回りターン。





小回りターンの画像を取り忘れましたが、下にえぐれた溝地形の中でフロントが一段高い面を通るややこしいターンで、曲がり切ってからの切り返からの下りも難しいポイントでした。




<10セク>

駐車場正面の斜面なので、どこからでもよく見えるセクションでした。





ポイントは、ステア越えからのS字ターン登り。
ステアを避けて、ステア横の斜面を通すのがセオリー通りのラインですが、男度胸のステア越えラインに果敢に挑む選手もいました。





手前は7セクのイン待ちの選手。奥が10セクです。





今回私はお気楽な立場で観戦や仲間のサポートをしましたが、そういう立場で大会を観てみると、大いに得る物がありました。(^^)