2010グランドチャンピオン大会(猪名川)



グラチャン参戦してきました!


人生初の「全国大会」です。ドキドキ(笑)
会場の雰囲気も、スタート台やら横断幕にのぼりに出店にと、
やはり近畿選手権とは「晴れやかさ」が違いました。





会場にはまだ薄暗い6時過ぎに到着。
二日間の日程なので、パーキングエリアは場所取りのテープが張り巡らされています。
こういう事にも「ああ、全国大会は違うなあ」というのを実感。(笑)
その場所取りの合間に、ちょうど良いスペースが空いていました。


おまけに、約束しあったみたいにタイミング良く仲間が到着。
まるで場所取りしてあったみたいにトランポが並びました。(^^)





セクションの下見はぜひやっておきたかったのですが、ウォーミングアップエリアしかバイクで
立ち入れないので、見ることができたのは1、2、3、6セクの4つのみ。
見た感じ、近畿選手権で馴染みのあるセクションばかりなので、ちょっと安心。
すれ違う知り合いからも、セクション情報を得ることができました。


それによると他のセクションも近畿選手権に近い感じで、極端に難しいとか危ないという
セクションはないということなので、下見不足ではあるものの、少し気持ちは落ち着けました。




その後は、スタート時刻までは小一時間あるので、ウォーミングアップエリアへ。

ここは全日本選手権のセクションにも使われる場所で、広い枯れ沢の猪名川らしいポイントの一つです。
青いウェアの選手の右側に見える、高いオーバーハング岩は、数年前に田中太一選手が顔面の大怪我をした場所!です。





参加台数が多い事もあり、周りのライダーに気をつけながらの練習でした。
ウォーミングアップなので、フォームのチェックをしながら自分のリズムで動きやすくなるようにして、
難しい事はやらないように走っていたのですが、、、

クラッチレバーをポッキリと折ってしまいました。
リアを滑らせて軽く横倒しになっただけですが、ちょうどレバーが逃げられない絶妙の角度で岩に当ったものだから、
さすがのピボットレバーも折れてしまいました。


でも、このレバーはすご〜く長持ちしたし、本当に良いパーツでした。(^^)



8:00からいよいよ競技開始、スタート順の早い選手から順次スタート台へ上がります。

グラチャンクラスになると、スタート待ちの選手も増え、さらに賑わっていました。




残念ながら今回はセクションの下見があまり行えず、画像が撮れませんでした。
楽しみにしていた方にはガッカリで申し訳ないです。(^^ゞ




1セクです。

前半は、判りにくい角度ですが、狭い登り右ターンからツルツル丸太越えがあります。
右ターンしながらグイっと上るので、どうしてもリアタイヤが左へ流れて足がでてしまうワナです。



後半は岩と立木の間の狭いラインを狙うとステップが引っかかってバタバタになります。




2セクです。

狭いガレ沢です。
狭い溝状なので、転がった浮き石がライン上に溜まり、後になるほど走りにくくなるセクションでした。
私は2ラップ目に下見せずに入って浮き石の餌食となって3点、3ラップ目は下見をして浮き石を避けようと
ターンを増やしたら、曲がり切れずに止まって身動きが取れなくなり5点。
クリーンセクションなのに、頭を抱えたくなる失敗でした。(>_<)




3セク。

ここは近畿戦よりも手ごわいヒルクライムでした。(ピンク色のライン)
クリーンを出せたのは一部の選手にとどまり、かなりの選手がピンクのラインで登り切れず5点を一度は
喰らってしまいました。(もちろん私も…)




4セクは林の斜面で、高めの丸太越えと急斜面キャンバー、そしてちょっと助走が難しいショートヒルクライム
5セクはオフキャンバーから曲がりながらの丸太越えが難関。
6セクは広いガレ沢で自然のステアと枕大のガレ岩ゾーンの走り。
7セクは谷底のガレ沢登りでアウト寸前の岩盤ツルツルキャンバー上りを抜けられるか?
8セクは滝のような濡れた岩盤上り。
9セクは猪名川名物ヒルクライムセクションなのに、上りのタイトターンが3つも!
10セクは沢から上がって難しいターンの先にちょっと高めのややこしい岩越え。




と、言葉で説明しても分らないですよね。
画像が撮れなくて残念です。




とても過ごしやすい気候に助けられ、久々の30セクションを、あまりバテることなく走りきり、
制限時間の10分前にゴールできました。




私のスコアは、
クリーン×7、1点×4、2点×2、3点×11、5点×6で、減点合計71
出走64台中、31位で、ちょうど真ん中位の順位でした。




参戦した選手の皆さん、お疲れさまでした。
応援に駆けつけてくれた皆さん、ありがとうございました。


そして大会関係者の皆さん、素晴らしい大会をありがとうございました。m(__)m



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今回の大会では、クリーンや順位にこだわらず、練習で教えられた事をそのまま実践するという
事を一番の狙いとして取り組みました。


結果としてどのセクションでもターンはかなり安定感が感じられましたし、ガレ沢も少々乱れても
走破してしまえる手ごたえがありました。
また、固くなる事もなく、体も良く動いていたと思います。
そういう点では、なかなか良い手ごたえを感じることができました。(^^)




一方、力不足を感じたのは、
・窮屈さを感じるスペースでの対処ができていない。
・急傾斜ヒルクライムの経験不足。
・発進加速全般が下手。
・ラインの読み間違い。
などで、今後の大きな課題となりました。




亀岡の最終戦、そして今回のグラチャンを走り終え、シーズンが終了しましたが、
この二つの大会を通して思った事があります。




それは、




練習で 「これぐらいできれば十分!」 と勝手に思い込んで
いた自分の甘さを思い知らされた!(>_<)





ということです。




じゃ、これからはどうするのよ?
という自問の声に何らかの答を出さなければいけません。
それがこれから始まるオフシーズンへの大きな宿題ですね。(^^)