今日の練習



二日連続の○○○です。




今日は風も強めだったようで、さらにどっさりと落ち葉が積もっていました。


その分、木々はさらにすっきりとしてきて、冬景色へと近づきつつあります。




練習は午後の2時半からと、遅めのスタートですが、月曜はさすがに空いていて、
自走で練習しているライダーが一人だけ…
その方も30分ほどで帰ってしまい、その後、薄暗くなるまでの1時間30分、
一人で黙々と練習しました。



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今日のお題は「ヒルクライムターン」


太い木の根元だけ盛り上がったコブ斜面で、4回ターンして登りつめます。


これは昨日トライしたセクションのヒルクライム部分ですが、やっと登れるように
なったばかりのラインです。


最近のテーマの一つが「急傾斜のヒルクライムターン」なんですが、このラインがちょうど
自分にとって限界の状況で、行けたり行けなかったりというレベル。
もしこのラインを鼻歌でクリーンできるようになれば、ヒルクライムのレベルアップ
間違いなし!




昨日は必死になってどうにか登りきり、何度かクリーンが出せたのですが、無我夢中で
どう操作したかがまだハッキリと掴めていません。


このままでは自信をもって「行けた!」とはとても言えません。
というわけで、今日はちゃんとコントロールして登れたという手ごたえを得るべく、
再びその斜面に挑みました。




すると、最初の数本目でクリーンが出て「これは楽勝かも?」と思ったのも束の間、
やがてラインを外してアウトにたどり着けない失敗が続くように…




ここからしばらくバタバタ状態で、「れれれ?」「どうして?」の迷宮へ…




どうやらコブとコブの間で切り返すポイントをうまく処理できていない事に気づき
そこのコントロールに焦点を絞る事で再びクリーンが出始めますが、それでも
3回に2回はラインが乱れて足が出てしまいます。




こういう状況の切り返しは本当にデリケートで難しいです。




一人なのでほとんど休みなくトライを繰り返します。


思うようにクリーンできないものの、息は上がらず、次々とトライできるので、無駄な
体力の消耗は減ってきたようです。


心理的にも急斜面へのプレッシャーが減ってきているようで、楽な気持ちでトライできると
いうことは、それも練習の成果と言えるのかもしれません。




さらに延々とトライを繰り返していると、私の体力よりも先にガソリンがなくなってエンジン停止。
僅かな時間で半日分使い果たした事に自分でもちょっとびっくり。(笑)




ガソリン補給後も同じラインを延々と繰り返し、やがて薄暗くなってきたのですが、
その頃になってようやく掴めたものがあり、連続5回クリーンが出た時点で練習を終えました。




どうやら、体の軸が傾いていると、ターンでクイッと向きを変えた瞬間、その傾きが悪影響を
及ぼすようです。




つまり、切り返しポイントで、
前傾気味から左に切り返すと、右へ重心が傾き、右によろめく。
後傾気味から左に切り返すと、左へ重心が傾き、左によろめく。
ところが、
体の軸が真っすぐだと、コントロールが良く効き、狙ったラインに入る。




言葉にすれば簡単なのですが、急斜面のターンでは垂直感覚が狂いやすく、操作もシビアで
デリケートなので、なかなか掴みにくい感覚みたいです。


最後の連続クリーンの時は、ちょっとその感覚が掴めたような気がしました。