朝練

今にも降り出しそうな空模様でしたが、近くの練習場までは２０分程なので、いつものように自走で出かけました。


前回の初コンペでは、いずれも「低い場所から曲がりながら登る」というオフキャンバーな状況でポツン、と足を着いてしまっていたのですが、仲間が撮ってくれた映像によると、曲がろうという意識が先走って、インへ入り込み過ぎている事が判明。
そこで、その原因と対策にポイントを絞って練習開始。
練習を繰り返す内に分かってきたのは、やはり「曲がろう！」とする意識が、ついつい重心を内側へと寄せてしまい、ふらつきながら内側へ寄ってしまう癖でした。


ならばと重心をむしろ外側へ持って行くくらいの気持ちでターンしてみると、良い感じで曲がれる手応えが掴めました。
しかし、やたら「外へ」と重心を持って行けば当然曲がりません、、、。
更に練習を繰り返し、次に見えてきたのは、「リアタイヤの接地点に荷重する」という感覚でした。
これを感じた時は、ふらつきがピタリと収まり、リアタイヤのグリップを感じながら実に気持ちよく曲がれるのです。
まるでリアタイヤ接地面のトレッドが「見える」かのように。(笑)


やがて最近顔見知りになったライダーと初対面のライダーが来て、各々練習していたのですが、休憩時に私が「あの斜面の木をぐるりと１周回るのは絶対無理ですわ〜」（オフキャンバーとなる部分のターンがすごくシビア！）と言ったところ、期せずしてトライ合戦となりました。
お二方もさすがに一発クリーンはできないものの、相次いで成功。それを見てから私もダメ元でトライすると、なんと数回の挑戦でクリーン！


「リアタイヤ接地面に荷重する」という練習での発見が、苦手ターンのレベルアップに繋がり、大いに成果のある練習となりました。