初練習(三日目)

三日目は久しぶりのU師匠も来られ、手応えのあるセクションを設定して頂きました。

私にとって厳しい難所となったのは…
●ほとんど助走が取れないラインからきつい角度の登り。
真横や斜め後ろにある登りへフルロック級のターンでやっとこさ向かうと、曲がりきらないうちからフロントは徐々に斜面にさしかかってきます。しかも上り切った直後にもフルロック級のターンが控えていたりします。
登るだけでも大変なのに、リアホイールが上がりきる前から減速してターンも始めておかないとマーカーの内側を通れません。ターンを意識して減速しすぎるとリアホイールが上がりません。
●カーブした登りの手前につまずく石が
ゆるく右に曲がる登りに向けて加速できるラインに乗せようとすると、そこにちょうど30センチくらいの石があります。石を避けるにせよ超えるにせよ、必ずその石が助走のきっかけを邪魔するラインしかありません。石の手前からスルスルと途切れなくバイクを進めて行ければ大した障害ではないのですが、一旦止まってから登る体勢を整える私は、どうしようもなく登りにくくて失敗の連続でした。
●木の根を越えてすぐ左にあるきつい斜面を下り切るとすぐ左ターン
ストンと落ち込む斜面へハンドルが切れたまま入るだけでも怖いのに、その手前で太い木の根を乗り越えなくてはなりません。まっすぐなら簡単ですが、斜面にゆっくりと入りたいという気持ちが働くだけで、あっけなく根っこの餌食となって足が出てしまうのです。

他にも泣かされるポイントは枚挙に暇がありません。いずれもまったく歯が立たない訳ではないのですが、成功した時の動作を再現できなくて、それが情けないやら悔しいやら…
でも、挑戦心をかきたてられるすごく面白いセクションでした!
早く今日のセクションを難なくこなせるレベルになりたいです。


今日も充実した内容で、良い修行になりました!
練習開始早々には派手な転倒でクラッチレバーのホルダーも割ってしまい、応急修理でなんとかしのぎました。
黒いアンダーシャツには汗の塩が浮いているし、すっかり体力を使い果たしてヘトヘトになって帰りました。(笑)