今日の練習

台風が近付いている影響で、日差しは刺すような熱さだし、蒸し暑いしで参りました。
稲刈りが始まっているのにセミは鳴いているし…。


今日は先日の近畿戦で宿題となった2セクの沢登りを模したセクションにじっくりと取り組みました。
苦手なのでつい勢いだけに頼って行き当たりばったりな走りになってしまうのですが、ラインやスロットルワークなどいろいろと試行錯誤してみると、ツボとなる攻略のポイントが見えてきました。
そのツボを中心に走りを組み立てると、5点や3点は大幅に減り、なんとか1点や2点までで抜けられるように…。
今回の練習では、そういった「ツボを見極める眼」の大切さを改めて感じました。もちろん、大会では下見だけで見極めることができないといけませんが、普段の練習でも同じように、まず下見の段階で見極めるよう心がけて、自分の眼を鍛えてゆこうと思います。


他の練習では、木の根の張り出した上り傾斜の強い場所でターンと切り返しの練習も行いました。
きついターンでは振りを使って窮地を切り抜けたりと、徐々にですが実践的な場面で使えるようになってきました。
振りが使えるようになってくると、曲がりきれないかもしれないようなターンでも、いざとなれば振りでリカバリーできるので、気持ちに少し余裕ができ、ターンの正確さや安定感が増してくる感じです。
あと、上りながら切り返すような難しいターンでも、少し振りを加えながらターンするようにすると、楽に曲がれることがありました。これは、振るときにサスを伸縮させる動作が、ちょうどターンのタイミングを取る感じとなって曲がりやすくなるみたいです。


最後はマジックジャンプの練習で締めくくりました。
一説によると、この技術を応用すれば「○○や△△、それから□□や▽▽もできるようになる!」という発展性に富んだ基本技術らしいので、振り同様にコツコツと磨いてゆこうと思います。