トライアル一輪車

夏場は暑さと夏バテで、週末のトライアルが精一杯…。とても一輪車に乗れる状況ではありませんでした。
そんなこんなで3ヶ月もブランクができてしまいましたが、秋風を感じるようになってボチボチと一輪車の朝練も再開しました。


という訳で久しぶりにまたがった一輪車ですが、それが意外なことに、ブランクを感じるどころか、これまでできていた事が、より簡単にできる感じがします!?
例えばアイドリング(ヘリコプターのホバリングのように、小刻みに前後しながらその場に居続ける技)はふらつきが減り、より少ない動きでバランスが維持できるし、バックも漕ぎ始めに乱れて失敗する事が減り、さらに長続きするようになっています。


これはやはり夏場のトラ練の成果が、一輪車にも好影響を及ぼしているからなのでしょう。
具体的には動的バランス感覚(運動中に芯を捉え、キープする感覚)が高まってきている事が大きいと思われます。


ちなみに梅雨の時期に痛んでいた腰ですが、これもトラ練の積み重ねによって腰周りの弱点が補強された感じです。腰がしっかりしてくると、その分一輪車走行の安定感も増してくるのでしょう。


さて、練習を再開して数日ですが、まだ方向性が定まりにくいながらもバックは50m近く続くようになってきましたし、手すりなしでまたがってスタートする乗り方では、またがった瞬間、その場でアイドリングができるようにもなってきました。
そこで新たな技にチャレンジすべく、今取り組んでいるのが、「前進→180度捻りジャンプ→バック」の連続技です。
この技では、これまでの「ペダルを漕いでホイールを転がす」技術に加えて、新たに「左右ペダルを同時に踏み込んで伸び上がり抜重ジャンプ」「空中で180度向きを変える捻り」「前漕ぎから後ろ漕ぎへ反転」と、3つの運動要素が加わり、一気に複雑な動作の組み合わせとなります。


最初のうちは、わけがわからない状態で派手に転倒(笑)したりしていましたが、徐々に90度捻って成功するようになり、今日は2〜3度ですが、どうにか180度捻って技をメイクすることができました。


「地を這う走り」から、ちょっぴり「空中動作」や「連続技」の第一歩が踏み出せ、新しい世界が目の前に開けてきた感じです。(笑)
この練習がトライアルの方にも良い効果を生み出してくれるかな?