今日の練習

3月最初の練習は、午後から用事があるのでご近所の山へ出かけました。


今回の練習のテーマは「何を見て走るか?」です。
というのも、私はトライしているとき、前輪のすぐ先の地面を見たり、これから辿るラインを確認したりしていますが、何か他にも見ておくべきものがあるような気がしていたからです。
その証拠に、さっきトライしたばかりの走りの記憶があいまいで、詳細に思い出せなかったりします。という事は、どうやら「見ているつもりでも実は肝心なものを見ていない走り」を私はしているようなのです。(>物覚えが悪いのも確かですが)


そこで、いつもの調子で走ってみたり、「見る」ということを意識して走ってみたりを繰り返して、その違いを確かめてみました。
その結果、確かに「何を見るか、それをどう見るか」によって走りも変わりますね。
そんなの当たり前のことなんですが、「見る」というのは、「息をする」のと同じ位無意識的に行っているものなので、間違った「見方」をしていても、そうだと気付きにくいのがやっかいです。
それだけに私の場合、「見る」というテクニックを自覚的に養う努力も必要なようです。


そんな練習を土斜面で繰り返していると、なんだか妙にだるくなってきました。
練習しているのに生あくびが出たりするし…
たしかに2月に入ってから、軽く風邪をひいている状態が続いているので、体調もイマイチなのでしょう。
当然走りもミスが目立ってきて、オフキャンバーなターンでリアを滑らしてしまうようになってしまいました。
しかし、「体調がイマイチだから」で、ミスに甘んじるのも悔しいので、ミスの原因究明に取り組みます。
結果、判明したのは、体をしっかり外側へ持っていってリアを滑らさないように操作しているつもりだったのに、実際は重心がターンの内側へ少し入ってしまっていた、という事でした。
それが判って外ステップ荷重のフォームを修正したら、再びクリーンが出るようになりました。


という訳で、今日は「見ているつもり」と「外荷重しているつもり」のワナに気付く事ができて良かったです。(^-^)