今日の練習

午後から用事があるので、近所の山で練習しました。


一人で練習していると、イマイチ乗れていない感じです。
そこで、あれこれ練習を欲張らず、木の根ステアが連続する上りラインの攻略法をじっくりと練り上げる事に専念しました。
まず、どうしても最初の根っこステア越えで右へふらついてしまうので、その原因を探ります。
右ターンから登りのステア越えに入るので、重心が右に残ってしまっているのでは?と考え、しっかりバイクを起こしてまっすぐ入るようにしてみますが、そうすると今度は前輪の上げ具合や方向性がバラついてしまい、解決しません。
そこで、「起こしてダメなら寝かせよう」という発想で、今度はターンの体勢を維持したまま根っこステアを越えてみました。
意外にもこれが正解で、ふらつきが大幅に減り、フロントが滑らかにステアを越え、ステアの先の加速とコントロールもずいぶん良くなりました。


実際の印象としては、バイクを起こして真っ直ぐステアを越えようとする場合、ふらついた時の修正が難しい感じだったのですが、ターンのフォームだと滑らかにステアを越えるし、ライン修正などのリカバリーもしやすいなど、コントロール性と安定感がありました。
「ステアにはバイクを起こして真っ直ぐ向かうもの」だとばかり思っていましたが、必ずしもそうではないようで、状況によってはターンのフォームのまま越えた方が良い場合があるみたいですね。


ちょうどそこへAくん登場。
NBにしてはちょっとマニアックなライン?にどんどんチャレンジしています。
これが実にシビアなヒルクライムで、例えるならば「豆腐を箸でつまんで2階まで運ぶ」ような感じ。(笑)
これに二人でハマって、「あーでもない、こーでもない」と攻略に燃えること1時間。何度も豆腐を落としてしまうような失敗を繰り返した末に、二人とも2階まで豆腐を運ぶ事に成功しました。
ウィスキーのCMコピーで「何も足さない。何も引かない。」というのがありましたが、そんな感じのスロットルワークが決まって上りきれた時の気分は最高でした。