ファミリートライアル第2戦

会場の亀岡トライアルランドは満開の桜にふさわしい穏やかな天気の下で開催されました。

私が出場する「きねづか」クラスは23名のエントリーがあり、近畿選手権のNA,NBライダーも多数参戦。
ちなみにNBライダーは私を含めて少なくとも8名は確認できました。
「きねづか」クラスのセクション難易度は、NBとNAの中間程度でしょうか。ですからNBライダーにとっては自分の苦手や弱点、あるいは今後の課題を、いやがおうでも思い知らされる事になるのですが、それこそが「次なるステップアップへの切符」。
私も今回「きねづかの洗礼」を受けて、その切符を手に入れようと思います。


さて、今回もしっかりと下見を行いましたが、まず1セクにきてみてビックリ!
なんと沢の中で5個もステアを越えないとアウトに辿り着けません…
しかもイージーなのは最後のひとつだけ。残りは助走がほとんど取れなかったり、斜めの岩を斜めに越えたりと、すごく意地悪なレイアウトにめまいがしてしまいました。
気を取り直して残りのセクションも回りましたが、その後も何度かめまいに襲われたのは言うまでもありません。


もちろん、その難関こそ望むところです!
幸いなことに会場には最近知り合った方も含めて顔見知りが多く、とある親切なグループに加えていただいて競技がスタートしました。


スコアカードから振り返ってみると…

クリーン5、減点1×14、減点2×5、減点3×3、減点5×3、総減点48点で23名中13位でした。


スタートセクションが10セクだったのですが、ここは普段の練習ならクリーンが出せて当然という感じだったのに、自分でも判るほど走りがぎこちなくて情けない足が出まくりでした。
同様に2点以上の減点を出したセクションに注目してみると…
1セクは1ラップ目に高めの大岩でふらついてコースアウト。残りの2回も、どうしてもリズムがつかめないまま大岩の手前で止まってしまいました。
ただ、止まってからのスタートで大岩を越えられたのが幸いでした。
5セクは滑りやすいターンから上りの岩越えでリアを少し流してしまい、越えてからふらついてあっけなくバタバタ…。
7セクは今大会屈指の難セクション。イン直後の連続ステアで、1個目を越えて前下がりに着地した直後がオーバーハングの2個目…。しかも2個目を越えたらすぐに左へ90度向きを変えながら複数のステアを蹴ってタイヤ1個分ほどある高さを越えないといけません。
ここはあえて足を着いて、「あわよくば1点でアウト」を狙ったのですが、足着きのターンでも左への上りは手強いものでした。
9セクは最難関の最後の上りがうまくこなせたのに、イン直後の斜め上りステアでカードギリギリを狙って2回もカードを倒してしまい、すごくもったいない事をしてしまいました…。

昨秋以降、ターンの腕を磨くためにステアの練習は後回しにしてきたことなので、やはり予想通りステアに苦しめられましたが、おかげで沢山の練習テーマを仕入れることができました。
という訳で、今後はステアの練習に本腰を入れて頑張ろうと思います。