今日の練習

降水確率80パーセント。
今日こそ雨練を覚悟して、降りしきる雨の中を出発しました。
ところが、練習場所についてみると、止んでいました。


梅雨空に似合う花といえばやはりアジサイですね。


花盛りまであと少しですが、完全に色づく手前の初々しい様子もまた風情がありました。


練習を始めてすぐに、15分ほどカッパの出番がありましたが、それ以降は降られることもなく、昼過ぎにはまぶしい夏の太陽まで顔を出しました。
3時過ぎから再び厚い雲が垂れ込めてきましたが、結局練習を終えるまで降られませんでした。
そして、4時過ぎに帰途につき、山を降りたとたんに土砂降りの雨!
結局今回も雨練にならずじまいでした。(もちろん、それはそれでラッキー!)


練習内容は縦溝が3本あるヌルヌル斜面のセクションや、3m幅位の凸凹溝の地形を使い切るようなセクションでたっぷりと汗を流しました。


それにしてもヌルヌルって本当に難しいですね!
重い鉄アレイを細い絹糸で吊り上げるみたいな…、あるいは金魚すくいででっかい出目金を狙うみたいな…、本当に無理難題で、失敗ばかりを繰り返していると、なんだか自分がどんどんへたくそになっていくみたいな気分です。(苦笑)
でも、何かの偶然で、スイスイと上がれたりすることもあったりします。
しかし悲しいかな、その成功を再現できず、ふたたび失敗の泥沼に沈む私…。


これは想像ですが、ヌルヌルを走る秘訣は、リアタイヤのブロックがニュル〜、と滑りながらも地面を捉えて押している感覚を感じ取れるかどうかなのかも知れません。
私はその感覚が全くと言ってよいほどないので、冬の雪国を歩く都会育ちみたいな状態になっているのでしょうね。(笑)
だから、「リアタイヤの感覚を磨く」という点に焦点を絞った地味な特訓に取り組んでみるのも、意外と効果的だったりするかも知れません。


その他では、溝から横へ抜け出す状況でのライン取りや、溝の底でフロントが刺さる状況での対処について良いアドバイスをもらうことができました。
最近、「溝の攻略シリーズ」がこの練習場所では流行っています。(笑)