夏のカブツーリング (計画編1)

先日のテストツーリングで、ホコリをかぶっていた「お買いもの専用車」のC90が快調に走ったことに気を良くして、カブでのロングツーリング計画が徐々に具体化してきました。(笑)


そもそも今回、ツーリング用のR100GSパリダカではなく、あえてスーパーカブC90を選んだ理由は…


TYSのエンジンOHでお金がかかるしガソリンもべらぼうに高くなったので、とりあえず安上がりに済ませたい。(苦笑)
●カブをツーリングバイクとして見た場合、乗り味が旅気分にマッチして想像以上に楽しめる。
●標準で大きな荷台がついているだけあって、積載性が高く、荷物が多くても苦にならない。
●取り回しが楽で乗り降りしやすく、どこでも気軽に停めて撮影できるので、ツーリング中のシャッターチャンスに強い。
●リラックスした姿勢でのんびり走るバイクなので、たとえワインディングであろうと、どこでも景色を存分に楽しみながら走れる。
●地味で静かなバイクなので、地元の住民や観光客などに対する気配りも楽。
●何よりも、今年50年目を迎える熟成されたロングセラーバイクだけに、トラブルの心配が少なく、トラブルへの対処もしやすい。


…等々が挙げられます。
まあ、要するにこれまで小排気量バイクでロングツーリングをした経験がないので、その事自体に新鮮味を感じるのと、ツーリングバイクとしての「カブ」の意外な魅力と適性。これが決め手でした。


私のツーリングでの楽しみ方の一つに、デジカメ撮影があります。
ところが、パリダカなどの大きなバイクでは、美しい景色や光景に出くわしても、Uターンして停車に適した場所を探して慎重に停めるといった手順が面倒。そこでついつい走りながらの片手撮影に頼ってしまい、引き返しての撮影はパスしていました。
一方、今回のバイクはカブなので、「撮影を楽しむ」という要素が優先できます。
走りの面に関しては、高速道路が使えないので、延々と味気ない市街を移動する区間もあり、時間もかかって疲れるかなと思いますが、経費節約と撮影重視で割り切って、トコトコツーリングの味わいを探究してみようと思います。