近畿選手権最終戦

早いもので今シーズンの近畿戦も最終戦を迎えました。


会場のランドスポーツ南大阪は、私がもっとも苦手とするところですが、今日は絶好の秋晴れに恵まれ、最高のグリップでした。
もちろん沢と泥ヌタもしっかりとありましたが、今シーズン一度も交換なしで大会と練習にフル活躍してきたタイヤにはありがたいコンディションでした。(^^)


いつも通り早朝に会場入りして入念に下見をします。

沢のセクションは今回一つだけでしたが、私がもっとも苦手とする滝登り岩盤の難所でした…
私の気分にぴったりの重苦しいムード満点です。(笑)

左のラインが天国への岩盤ショートカット。右のラインが地獄の3段滝登り。
ショートカットを通りたいのですが、濡れて滑る上に少し右へ傾斜しているので、もし右へふらついたりしたら転落して大変なことになりそうです。
NBライダーでも数名はこのラインをクリアしていましたが、私にはとても真似ができません。orz

第二セクションです。
画像では分かりにくいのですが、青の輪郭で示した高い位置のコブ頂点を越え、前輪と後輪が溝をまたぐ形できつい左ターンをするポイントが一番の難所です。






第三セクション。
イン直後の浮き根っこを鋭角に左ターンするポイントではほとんどのNBライダーが足をついていました。(もちろん私も)






第四セクション。
これはNBにとっては通路なみのイージーセクションでした。



第五セクション。
上下左右に曲がりくねったセクション。
特に黄色ラインで示したステア越えでは、助走が取りにくく、曲がりきらないうちに加速しないと間に合わないので、多くのNBライダーが苦戦。
私はターンの加速では越せないと判断して、前振りで岩に向けてから越えました。三回目にやっとクリーンできましたが、選手権で初めて振りが成功しました。(^^)



第六セクション。
ピンクのライン。ステア越え直後から、休む間もなく難しいターンが次々と現れます。

最後はターンからの急斜面キャンバーターン。加速が遅れ気味で、3回とも頂点でフロントが浮いていました。(汗)



第七セクション。
ステアがインです。このセクションに限らず、この会場は沢やヌタヌタにツルツル丸太が多用されているのが一つの特徴ですね。

岩盤キャンバーをゆるく左にターンするラインがすごくシビアで、三セクの浮き根っこターンに次ぐ難しさでした。





今回は関西のトライアルチームがそれぞれ1つのセクションを担当したので、チーム数の7がセクション数となりました。
NBエントリーは14名。ポイント圏内の順位は7位までとなりました。



本日のスコアです。
クリーン×11、1点×1、2点×3、3点×4、5点×2で、減点合計29点。
出場14名中、同点の方とクリーン数の差で上回り、3位に入ることができました。


スコアの内容的には1点が少なく、出入りの激しい結果となりました。
特に苦手の1セクが最悪で、二度もアウトできませんでした…。まったく歯が立たなくて情けない限りです。(泣)


良かった点としては、ラップごとに調子が上がる展開で、最終ラップは7セクション中、5つでクリーンし、減点は6点に抑えることができました。


終戦はボーナスポイント3点が加算されるので、今回の獲得ポイントは15+3の18ポイント。
これまでの獲得ポイント26と合わせて44ポイントで今シーズンを終了することができました。
今シーズンの目標が30ポイント獲得でしたので、最終戦で目標を達成することができました。(^^)