今日の練習

今日は穏やかに晴れて練習日和でした。
打撲した左足の具合はトライアルをする分にはほとんど問題ないほど回復しました。
ただし、若干の違和感が残っているので、無理な負担は避けた方が良さそうです。
というわけで、今日も抑え気味の練習を心がけました。


今日は久しぶりにシビアなターンも豊富に練習しました。
フロントタイヤが外へ逃げやすい状況で、極限の小回りをしていると、失敗の重圧で気持ちが折れそうになります。
特に今日は、完全復活していない左足のせいにできるので、なおさら気持ちが負け気味でした。


でも、言い訳を探してしまうようではダメですね。
その事に気づいて以降は気持ちを入れ替え、「あきらめるな!まだまだ!」と自らに言い聞かせると、粘り勝ちで曲がりきれるようになりました。
トライアルはバイクのコントロール以前に、メンタル面のコントロールが大切ですね。


振りのミニセクションは今日も練習しました。
思うように振れず、右へ振ろうとしているのに、ふらついて左に振り戻す。という場面も多かったのですが、そこからでもなんとか持ち直してクリーンできることがありました。
このミニセクションは振りの練習に効果的なので、できるだけ今後も取り入れていきたいです。
リアのジャックナイフターンやフローティングターンも練習の合間にできるだけトライしているのですが、今日は大きく振ってピタッ、と決まる事がありました。


特にフローティングターンは、某掲示板で「フロントの邪魔をしないように身体を使う」といったような書き込みがあったので、それを参考にしたところ、明らかに曲がりやすく安定感も増しました。
その動きを闘牛に例えると、(笑)
マタドールが突進してくる牛を交わしながら赤い布へと導くように、ライダーもフロントホイールを進むべき空間へ導くように身をかわす、というイメージです。


あと、下から半分の高さが真直角で、背丈位の高さの土のステアを上がるコツも掴みました。
いわゆる半クラを使った「すくい上げ」ですが、今日は全開でエンジンを吹かしてそこから一気につなぐ上がり方ができるようになりました。
これまで全開からの一気つなぎは怖くてできなかったのですが、今回、全開で飛び出す勢いで一気にフロントアップしてリアホイールを壁にぶつければ、あっけないほどスルリ、とバイクが上がってくれることが分かりました。
この上がり方だと、助走のスピードが必要なくなるので、ステアからバイク1台分位まで近づいてスタンディングスティルの状態から上がる事もできます。


おかげで、これまで怖くて苦手だったステアが、お気に入りステアの方へ仲間入りしました。(^^)