今日の練習

今日は降水確率が高く雨練覚悟で出かけたのですが、結局、降られることはありませんでした。
雨上がりの練習場は、霜解けや雪解けのようなぐちゃぐちゃではなく、むしろ土が締まってグリップも良好でした。

これはデジタルタコメーターです。
RTL260Fは、アイドリングの回転数を毎分1800回転±100で指定されていますが、練習前にいつもこのメーターでチェックしています。
これはアストロプロダクツで購入したものですが、アンテナ無しでも測定できるし、とてもスリムで工具箱に収納しやすい上に、他のデジタルタコメーターが1万5千円前後に対してこれは8500円と、半値に近い価格が◎です。



練習場にはこんな手の込んだセクションがありました。
「クリーンしてみろ!」と言わんばかりの挑発的なセクションですね。
しっかりその挑発に乗りましたが、地面に小石が多くて振りが使いにくいので惨敗でした…


今日は降水確率のせいか、練習場にはずっと私一人でした。
でも、練習のテーマがあるので、黙々と練習に打ち込み、時間いっぱいまで走り込みました。


<テーマ>
●腰から背中にかけての軸を意識する。
●外足荷重のターンを徹底的に練習する。
●ステップの立ち方とブレーキ操作のチェック。
●岩渡りのコツを見つけ出す。


・私の場合、腰から背中にかけての軸は、軸が背骨を貫くイメージよりも、背中のすぐ後ろに「軸を背負っている」イメージの方がグリップもターンの安定感も良くなることを発見しました。
・外足荷重のターンは、切れ込ませるターンでもフロントを転がしやすいメリットを確認できました。
・ステップの立ち方は、手を握るみたいに、足もギュッ!と握りしめるようにすると、ステップを掴む感じが出るのと、ブレーキ操作をしやすい事が分かりました。あと、つま先を進行方向へ向ける意識と合わせて、岩場の走りではかなり良いフィーリングでした。
・もうひとつ、岩渡りでは、体を前後に体重移動させることでタイヤが引っかかる凹凸もスムーズに越えられる事が分かりましたが、さらに練習を続けていくうちに、足の曲げ伸ばしの動きはさらに有効であることが分かりました。

この動画はボディーアクションを意識的に大きくして練習していますが、前後の体重移動を使っていた時点の走りです。
真ん中の単独岩が曲者で、この岩の先へ行こうとするとき、フロントとリアが同時にひっかかるので、そこを落ち着いて処理できるよう心がけて練習しました。
その結果、足の曲げ伸ばしを大きく使うようにして、さらに安定して渡れるようになりました。
岩場では積極的に体重移動などのアクションを使う事で、かなり走りやすくなることが分かったのは大きな収穫でした。