「念ずる」ということ

ゴルフとトライアルはどちらもイギリス発祥の競技だけあって、共通点の多いスポーツです。
特にメンタル面が成績に大きく影響するという共通性ゆえに、ゴルフから学べる事が色々あります。
その中でも最近印象に残ったのは…


タイガーウッズは他人のパットを見る時、必ず「入れ!!」と強く念ずるそうです。
そして、たとえ自分をリードしている相手のパットでも「入れ!!」と念ずることはあっても、決して「外せ!」とは願わないそうです。


私が感心したのはその理由で、
「それが自分のパットであろうと、他人のパットであろうと関係ない。とにかくボールがカップに向かう時には一切の迷いや邪念の入る余地がないほど強く成功のイメージを念じる。」
ということです。


ライバルのつまずきを期待する「マイナスの念」は、ライバルだけではなく、同時に自分にも向かっていると知るべきなのでしょう。


そして、成績や他人を意識せず、自分のプレーに集中する。
これはトライアルでもそのまま当てはまりますね!


私もライバルの失敗を願うようなことは極力意識しないようにしていますが、そこからもう一歩進んで、全てを成功のイメージのみで捉え、願い、念じるという「無条件の信念」でいこうと思います。