今日の練習

いつもの練習場では、一時激しい雷雨に襲われました。
昼前頃、だんだん雷が近づいてきて、ついには立て続けに近くに落ちてくるようになり、慌ててトランポまで引き上げたのですが、車に乗り込んだ直後からいきなり滝のような雨!!
間一髪セーフでした。
このとき、この地域には大雨警報が出ていたようで、激しい雷雨が通り過ぎた後は、練習場所への通路がザーザーと音を立てて流れるほどの川になっていました。




午後も雷雨が襲ってきそうな不安定な空模様でしたが、運よく雨に見舞われることもなく練習できました。


という訳で、いたるところでちょろちょろと水が流れる状況で、ウェットコンディションの練習がたっぷりできて良かったです。




さて、
今回のテーマは段差にフロントを刺した状態で静止し、そこからスタートして段差を登るシチュエーション。
ヌルヌルの2連丸太ステアや凹んだ地形にすっぽりバイクがはまった状態からのステア越えなど、助走が取れないゼロ発進でステアを登る練習がたっぷりできました。


先日の某大会でビギナークラス優勝のTさんも来ていましたが、助走のないステア越えにも積極的にトライ!
最初はフロントが上がり過ぎてしまい、体が遅れて段差に跳ね返されていましたが、アドバイスでコツを掴むと、滑らかな身のこなしで上がれるようになるなど、さらにレベルアップしていました。(^^)




今回のように、ステア手前側の面にフロントを押し当てて静止し、そこから加速するテクニックでは、クラッチを繋ぐタイミングとボディーアクションのタイミングをどう結び付けるかがよく判らないので、失敗も多く、私の悩みの種になっています。
ただ、今回、そのあたりを意識しながら取り組んでいて、一つコツを掴んだことがあります。


それは、「後ろから前へ、立ち漕ぎで加速しながらブランコを振るイメージ」です。




大きく後ろへ引いた身体を、膝の屈伸を使ってステップを踏みつけながら前へと進める時、ブランコを勢いよく立ち漕ぎするイメージでバイクをスタートさせると、タイミングがピッタリくる感じがしました。
難しい操作が易しくなるように、ブランコの動作でイメージする訳です。(^^)






あと、昼食後に赤ゼッケンのKさんがウィリーの練習をしているのを見て、私もチャレンジ。
私の場合は、安全で疲れない「ケンケンウィリー」を試しました。


「ケンケンウィリー」とは、フェンダーに腰かけ、左足で地面を支えながらフロントアップ。バイクを竿立ちにしたら、左足は地面に着けたままケンケンして前進するというやり方です。


このやり方は初めて試してみましたが、ウィリーのバランスポイントからスタートできるので、身体を思い切り後ろに預けて前輪は目の高さにあるし、なおかつブレーキも操作しやすく、なかなか良い練習方法に感じました。
ただし、左足を地面についているので、どうしても左足を軸に回転してしまいます。
そうならないように意識していろいろ試してみると、どうにかケンケンで5〜6歩前進できました。
あとはこのケンケンの足に掛かる荷重を減らすようにしてゆけば、最終的に左足も浮かして本当のウィリー状態となるカモ?