F周りメンテナンス

正月以来、エアフィルターやオイル交換程度しか行っておらず「乗りっぱなし」状態のRTL260F。
そろそろ9ヶ月目が近づいてきたので、さすがにこれではマズイなぁ、と気になっていました。


というわけで、F周りの点検を兼ねて、フォークオイル交換と、ステムベアリングのグリスアップを行いました。





フォークオイルは、同じ09RTLオーナーの某ブログで、フォークオイルがドロドロに汚れていたという記述があったので、乗りっぱなしの私だとさぞかし酷い汚れ方だろうなと、覚悟していたのですが…



黒っぽく濁ってはいましたが、まだまだ大丈夫と思える程度。初期なじみの摩耗で、初回は特に汚れると思っていただけに、これは意外でした。
その理由を考えるに、たぶんトランポに積む度に前輪を付け外ししているため、結果的にフォークの平行出しができていたからなのでしょう。
例えば、転倒でフォークが少しねじれていても気づかない場合がありますが、その状態だとアクスルシャフトが渋くなって抜きにくく(入りにくく)なるので気付く事があったからです。






ステムベアリングの方は、上下のテーパーローラーベアリングを締め付けているリングナットが手で軽く回せました。
これは、ベアリングの初期なじみが出た分だけ増し締めしておくべきだったのでしょうね。ただ、ガタが出る一歩手前でセーフでした。
あと、グリスは量が少なめで、しかも下のベアリングはグリスが流れ出しやすい分、ベアリングがカラカラになりかけており、これもギリギリセーフでした。
しかも、上のベアリングにかぶせてあるダストシールは、リップが1センチほど噛みこんで折れており、水の浸入が防げない状態でした!
とりあえず噛みこみを戻して応急的にダストシールを継続使用しましたが、いずれ新品に交換しようと思います。


これら製造ラインに起因する問題点は、やはりスペインで製造されているという関係もあるのでしょうか。






というわけで、やはり「新車も初回のメンテナンスは早目にしておくべし!」ですね。






こりゃ、リンク周りも早くメンテしないと…