'09夏のカブツーリング(その2)

自分がスーパーカブ木曽路を走るなんて、今回のツーリングを計画するまで想像もできませんでした。(笑)




私が過去にロングツーリングを楽しんだバイクは、DT200R、FZ750、DUCATI900SS、SRX-6、D-TRACKER、TDM850、TT-R250、R100GSパリダカなどですが、いずれのバイクも、その時々の私の要求を満たす素晴らしいバイクでした。


そして現在の愛車であるスーパーカブ90は、私の過去の経験と照らし合わせても、メカの信頼性と荷物の積載性、疲れにくさや停めやすさ、静粛性、乗り味、などなど、いずれの要素も高いレベルで満たすツーリング優等生なのです。


荷物がたくさん積めて、30km/hから70km/hの速度域全てが快適で、のんびり景色を眺めながらトコトコ走ったり停まったり…。
そういうツーリングが今、一番楽しいからこそカブが輝いて見えるのでしょうね。(笑)








さて、余談はこれくらいにしてツーリングの続きです。


木曽路もいよいよ上流部へと入るにつれ、河原の岩も巨大化。
険しい岩盤も現れ、迫力のある眺めです。
こんな地形では私が走れるセクションは作れませんね。(笑)









木曽町です。長かった木曽路ともそろそろお別れです。









木曽福島で左折。
開田高原へは、寂れた味わいの地蔵峠経由で向かいます。
道のムードを象徴するような古いコンクリート橋。









炭焼き小屋です。
ここで作られた炭だったら、バーベキューもおいしくなりそう♪
バチバチ弾けて使えたものではないのに、安さにつられてはマングローブ炭を買って後悔する私です。
(もう二度とマングローブ炭は買いません)









緑に囲まれた道。
対向車ゼロ。貸し切り状態です。
澄み切った美味しい空気を全身で感じながら高度を上げていきます。
まさに森林浴をしながらのツーリング。最高です!









おお、すごい滝です!
カブを停めると、滝の冷気を感じます。
ちょっと体を動かしながら休憩するほうが疲れが良く抜けるので、滝つぼまで行ってみる事に。









こんな立派な滝があるなんて、全然知りませんでした。
「木曽三勝」と例えられるなんてすごいじゃないですか!
ちょっと得した気分。(^^)









滝つぼへ向かう細道も、深い自然を感じさせる眺めです。









間近に見るとすごい迫力です。
大きすぎて雰囲気を表現しきれませんが、高さ100mの滝を見上げているつもりでご覧ください。
滝つぼにはイワナかな? 何匹かがすごい勢いで岩蔭へと逃げ込んでいました。
水は冷たくて、顔を洗うと疲れが吹っ飛ぶ感じでリフレッシュ。(^^)









すっかり自然の中に溶け込んだ気分でのんびりと峠を目指します。









良く見ると「↑注意」なんて書いてあります。(笑)









だんだん空が近くなってきたな、と思っていると、峠に着きました。
光線の具合が絶妙で、お気に入りの一枚です。









ぴったり正午。
出発してから8時間26分経過。順調です。


木漏れ日が心地よい展望台で、1年振りの御嶽山とご対面です。(^^)









今日はかすんでいました。
でも、見えない日もある事を思うと、ちゃんとご対面できて良かったです。


今回のツーリングでは、あの山のピークを制覇したかったのですが、日程と天候の関係で見送りました。
来年の夏には登れるかな?









おなかが空いてきたので、お昼にします。
今回のツーリングのお目当ての一つは、「開田蕎麦」。


空腹と期待感でワクワクしながら峠を下ります♪




その3へつづく