ガースー黒光りトライアル第3戦 (その1)

前日の土曜日は練習をせず休養で過ごし、いよいよ本番当日の朝を迎えました。



猪名川の会場近くにある、「屏風岩」です。
満開を迎えた桜が迫力満点の光景に彩りを添えて見事です!







この時期には珍しく冷え込み、遅霜が降りていました!
まさかの霜柱です。(゚ o゚;)!







トランポの中から眺めた光景です。
停めた場所の関係で、トライアル場とは思えない眺めが眼前に広がっていました。(笑)


霜の降りた日は良い天気になるというセオリー通り、この日も気温がグングン上昇!
真冬→初夏の陽気へと一気に季節が変化し、暑さを感じるほどでした。






休養のお陰で、体のだるさや重さもなく、まずまずのコンディション。
下見では時間が足りなくて全てを回るのが難しくなったのですが、大事なブログネタ
なので、残り二つのセクションも大急ぎで回って画像を撮りました。(笑)




今回は10セクションを2ラップ。
計20セクションのスコアで競い合う形式です。


体力の衰えを感じる私としては大歓迎なのですが、トライの回数が減る分、セクションの
難度が高くなる可能性があります。


下見で感じた限りでは、過激な難所や振りが必要なところはないようですが、ターンしながら
段差を越えるポイントが多く、主催のチームアップダウンらしい、ターンテクニックの応用力が
試される味付けのようです。


いろいろな思惑が飛び交う中、全日本と同じく、1分毎にスタートしてセクション順に
トライしてゆく形式で競技がスタートしました! (>_<)






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ここからは下見画像を元にレポートします。




<1セク>0-0

ここはクリーンセクションでした。
ただ、1点も減点が許されないというプレッシャーがあるので、気が抜けません。







特に後半の、この下りから溝を境に急激に登りへと切り替わる変化があり、
ここで加速に失敗すると次の画像の登りで足が出てしまうという落とし穴が
待っています。(>_<)













<2セク>0-0

ターンからのヒルクライムがミスを誘います。
速度を稼いで登ろうとしてアクセルを開けると、登りのわだちでリアがズル、
と流れて足が出てしまいます。


ここはとてもグリップが良かったので、ゆっくりていねいにターンしてバイクを上向きにしてから
じわっ、と加速すれば全く問題ありませんでした。







差がつくのは後半の丸太越えターンでした。
丸太を越えようとするのか、あるいは木の根元を狙うのか、で明暗が分かれる場面が多かったようです。






<3セク>5-5

ここは相性が悪く、2回ともアウトすらできませんでした。(>_<)







この登りのイメージが掴めず、2回とも加速に失敗して、ダメダメでした。(;_;)













<4セク>0-1

枯れ沢で高低差のあるターンを繰り返すセクションです。







このセクションは画像では分りにくいのですが、最初の右ターンが曲者でした!


ターン前半が登りで、登りきった個所の凹凸が激しく、しかもそこからフルロックに近いターンで、
ガクン、と急にフロントが落ちて急激にフロント荷重が増すという状況。


なので、慎重にターンしようとして登りきったところの凹凸でタイヤがつっかえてしまい、いきなり
激しく転倒する選手もいました。


私も2ラップ目は危うく転倒寸前となりながら下りきり、危ない所でした。(>_<)






<5セク>1-1

40m程でしょうか、カードは一切置かれておらず、単純に沢を登るという設定です。







NBでもクリーンが出せますし、IBでもバタバタ3点脱出が起こるというセクションでした。













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つづく