合宿練習&コンペ
合宿初日は内輪のお遊び大会です。
当初は、顔なじみだけのこじんまりした大会のつもりでしたが、予想を上回る参加申し込みがあり、いざ蓋を開けてみれば、スタッフも入れて総勢30名以上の規模になりました!
遠くは福井からはるばるお越しの方も!
「顔なじみの輪」おそるべしです!(爆笑)
という訳で、楽しみに来ていただいた参加者の皆さんに満足していただけるようにと、発起人兼大会委員長のNさんを筆頭に、練習場の常連が役割分担して大会に取り組みました。
大会のクラス分けは「ビギナー」「NB」「NA」「IB」の4つを設定。
なので、セクション設営も普段の練習と違って、かなり頭を捻って苦心しました。
前日のうちにいくつか完成していましたが、残りの設営と、最後の手直しチェックを行うと、それだけで午前いっぱいかかりました。
セクション設営側の立場としては、やはりバラエティーに富んで捻りが効いていて、この場所ならではの特徴が味わえ、手ごわいところもあるけど、怪我のないようにと、様々な条件を満たすのは難しくもあり、面白くもありました。(^^)
この場所が初めての参加者は、午前中、セクションを見て回ったり、面白そうなラインを見つけて練習を楽しんだりと思い思いに過ごすことができたようです。
そして昼前に10セクションが完成。
早目の昼食を終えて、ライダースミーティング後、3つのグループに分かれてスタートしました。
競技の方式は、10セクション2ラップの連続トライ形式で、各グループにオブザーバーが付いて回るというものです。
NAクラスのラインでセクション紹介をしてみると…。
<1セク>
イン直後の「真直角土手」です。
上の角が丸いので、登る勢いが足りないとリアが流れて進まなくなってしまいます。
上がってすぐ右にこの石垣ステアの急降下があります。
土手と木の間をすり抜けて倒木超え、Uターンして斜面を上がり、
コンクリの真直角を上がって、振りで向きを変えて戻りアウトへ。
<2セク>
土手の登り下りを繰り返す長いセクションです。
インしてすぐ右の壁を登り、その先ですぐに下り…
登り下りを繰り返して、最後はこの根っこのある登りを上がってアウトです。
<3セク>
インとアウトしか見えません。
この裏側の斜面を使っています。
裏へ回るとこんな状態です。
最後はラインが選べる登りです。
<4セク>
前半部分です。
アンダーガードが引っかかる丸太が2回連続します。
この2回目の丸太は、岩ステアから離れた浮き丸太です。
しかもその先はヌタヌタの水たまりで、フロントが刺さりやすい状態です。
しかもすぐに右へ曲がらないと、その先の左ターンが詰まってしまいます。
という3条件をどうクリアーするかが難題のポイントです。(>_<)
後半は傾斜の強い土手を斜めに登り下りするラインです。
アウトに切り株が待ち構えているので、ここで詰まってしまうと確実に減点を喰らってしまいます。
<5セク>
インしてまず下り斜面です。
斜面の途中からフロントが流れ落ちそうなキャンバー走行となります。
カクンと折れ曲がるように一旦下り、そこから反転してヒルクライム。
登りきる寸前に右ターンしてキャンバー走行してから、左へUターンしてアウトへ
強い傾斜の中でのターンテクニックが試されます。
<6セク>
2段ステアを越えた後、上のターンか下のターンを選んで登り、そこから木を巻くようにしてつまづきそうなタイトターンで下ります。
<7セク>
イン直後に大きな溝へと下り、V字型の底から向こう側へ脱出。
<8セク>
ターンの後、短い助走でガツンと登るのですが、ターンする場所は大きな石がゴロゴロしていて油断できません。
<9セク>
写真を撮れませんでした。残念。
段ボール箱サイズに近い岩を連続で超えるラインのあるセクションでした。
うまくバイクを進めていかないと岩に弾かれたりしてすぐに失敗してしまいます。
<10セク>
小・中・大と並んだ3つの岩を越え、じゃりじゃりで滑りやすいアプローチから高めのJ型ステアを登ります。
右ターンでテーブル岩に上がりますが、奥行きがないので曲がりながら上がらないと落ちてしまいます。
落ちるのが怖いと、岩に上がれなくてバタバタになります。
最後は岩の間から狙ってステア越えしてアウトへ。
(つづく)