ガースー黒光りトライアル大会 第5戦 (その1)

梅雨真っ最中の開催となりましたが、照らず、降らずの曇り空で体力的には助かりました。


今回は、NAになってから初めての亀岡です。
しかも十分にぬかるんだコンディションで、ステアが多いとくれば、果たして私の腕で歯が立つのか?


下見してみると、真直角やらデッカーいのやら、丸ーいのや、三角に、連続に、浮き倒木に、タイヤに……
あらゆるステアがあるわあるわ、、、(>_<)


ステアが得意なライダーなら笑いが止まらない? みたいな感じで、亀岡らしさ全開セクションてんこ盛りでした。(>_<)






<1セク>

イン直後の丸岩は見た目より簡単ですが、その次の岩がこのセクションのポイントでした。





1ラップ目はその二つ目の岩で勢いがつき過ぎ、越えてからあわや前転!しそうになるのを必死にこらえ、タイムアウト寸前でかろうじてアウト。
2ラップ目は慎重になりすぎて、加速のタイミングをためらったら、二つ目の岩にくっついてしまって万事休す…。







この岩を越える時の処理の難しさがプレッシャーとなって自滅です。(>_<)





タイヤステアも全く練習していないので、すごく苦手意識があります。




<2セク>

インで大岩に上がります。





このセクションは、難所が3つもありました!(>_<)





そのひとつ目が、大岩から川へと右ターンで降りるこのライン。


川への下りステアは少し高さがあり、角ばっていてアンダーガードに引っかかりやすいのですが、川に対して斜め向きでこのステアに進入すると、アンダーガードをひっかけて裏返りながら大転倒します。
そうならないように斜め向きから軽くフロントを送り出しても、フロントが右に切れたまま前下がりの姿勢で着地すると、激しく切れ込んで前転してしまいます。
この下りステアだけは、成り行きで行こうとしたらとんでもない目に逢うので、きちんとした処理が必要なポイントでした。




2ラップ目、私の前を走るライダーがこの罠にはまってしまい、なかなか起き上がってこれないのを見てから私の番がきた時はちょっと顔がひきつってしまいました。(>_<)





狭い間隔の曲がりながらの連続ステアをこなし…





次の大岩へ。


これが二つ目の難所でした。
まず、左ターンのアプローチで登るポイントが右端にあり、上がってからのスペースが狭いのとで、上がってピタリ、と止まるコントロールが求められます。





反対側から見ると、
下る場所が狭いので、刺さりそうな下りで、すぐに右ターンしないといけません。


といったシビアなコントロールをいくつも要求されるので、つい岩の上で足が出てしまいがちです。





そして最後の三つ目の難所が、この、「ほぼ真直角」です!,(゚o゚),
この時はきっかけ石も置いてありましたが、トライの度に転がってしまうので、私は使えずじまいでした…。







ここまで苦労してたどり着いたライダーを、アウト寸前で阻む岩の壁…。
競技中、このステアの周辺にはエンジンオイルの匂いがぷ〜ん、と漂っていました。


私はなんとかこのステアを越えて2ラップ共にアウトまでたどり着けたのですが、2ラップ目はこのステアまで1点で来れたものの、最後にステアの上でリアが大きく右に流れてテープを越えてしまい、ダメでした。(T_T)




<3セク>

数少ないクリーンセクションでした。


イン直後にハンドル幅ギリギリの隙間を抜けながらの右ターンが難所です。
1ラップ目は視覚的な窮屈さで金縛りにあってしまい、ポロ足が…
2ラップ目はリズム感が出て難なく通過。





この岩だけに視界をとらわれてしまうと、セクション設定者の罠にはまってしまうのですね。










最後に右ターンの登りが待ち構えています。


下見の時とは異なり、本番では黄色のマーカーが追加されて、上に登りきるターンを要求されていたのですが、私はそれに気付かずうっかり右に深回りして5点となってしまいました。
イン前にカードの再確認は必要ですね。本当にもったいないミスでした。




<4セク>

ここが「ミック返しの丘」でしたっけ?
岩だらけの中で曲がりくねったラインをたどります。





難所は後半に現れます。





その一つがこの下り左ターン。


見るからに滑りそうなツルツルの岩にフロントを通します。
岩の右の笹の中を通すラインもあったので、その先の曲がりが苦しくなるのを承知で私は笹ラインを選択。





なぜなら、下ってからすぐにきつい右ターンが待ち構えており、ここで足つきは必至だったからです。
もし、ここで足つきをこらえてターンできても、助走で加速が足らなくなると、上の凸凹で引っかかり、登り切れずにタイムオーバーしてしまう選手もいました。




<5セク>

特に難所はなく、今回のクリーンセクションです。





が、次々と現れるステアが8個!





ひょいひょいと越えていると、




うっかりマーカーギリギリに追い込まれてしまう事があり…





ここが1ラップ目のスタートセクションだったのですが、楽勝のクリーン!と思ってアウトしたら、マーカー接触を取られていて5点でした。(>_<)




(その2)へ続く