今日の練習



予定通り出かけました。




山沿いの道路は雪が残って日陰部分は凍っていましたが、問題なし。
練習場へつながる地道は、轍と轍の間に10センチ位の新雪が盛り上がっていて
タントでは時々腹を擦りながらでしたが、軽い雪なのでわざと雪の上にタイヤを
乗りあげながら走っても普通に走れてしまいました。
(ただし雪の下に隠れている石には気をつけないといけませんね)




練習場所に着くと、スキー場のように雪だらけで真っ白!




支度を済ませて走りだすと、ちょっとした傾斜でもすぐにホイルスピンが起きて
進まなくなってしまいます。


前回、ターンで掴んだコツも、この雪のグリップにはさすがに通用しないかなと
思いつつもいろいろと試してみます。
そのうちに、バイクを進ませる速度に合わせつつ、それにほんのちょっとだけ上乗せする
アクセルワークを心がけることでスピンを回避できるようになり、それに加えて股の下から
バイクだけを送り出す意識を持つことで、雪の走り方も掴めてきました。


昨日までのメンテで、滑るコンディションでも走りやすい方向の設定を行ったのですが、
アクセルの開け始めのレスポンスがマイルドになり、これならツルツルでも難しい
ターンでも、よりスムーズに進む事ができそうです。




次にライン上の雪が溶けてシャーベット状の泥だらけとなった土のコブ斜面でヒルクライム


これが今日のメインテーマなのですが、見るからに滑りそうな斜面で、実際、
途中で止まったらブレーキをかけても足を着いても滑り落ちてしまう斜面です。




しかし、このようなニュルニュル斜面でのグリップの引き出し方を試してみると、
意外と上がれてしまう事が分りました。


あとは、ローからサードまでのギアを試してみて、それぞれの感触とメリットデメリットを
確認。
いつもなら「ここで失速したらダメ!(>_<)」と思う状況でも、そこから「まだまだ行ける!」
という手応えも感じることができたので、来週の選手権に向けてヌルヌルヒルクライム対策の
良い練習ができました。