第一回オールウィメンズカップ

11月3日は文化の日
晴れの特異日というジンクス通り爽やかに晴れ渡りました。


そんな文化の日にちなんだかのように、トライアル文化に新たな一ページを記す
ユニークなイベントが開催されました。




その名は「オールウィメンズカップ



大会の特徴は、まず、「女性が企画し、女性が運営する、女性のための大会」であるという点。


そして、もうひとつの特徴は、男性も女装や化粧(!)をしていれば参加できるという点。


もちろん、女装はちょっと、、、という恥じらい深い殿方も参加を認めるという懐の深さも
あります。




この大会は、もともと仲間内の冗談から始まったのですが、「面白そう!」というノリで
みるみる実現に向けて動き出し、実際に女性が主体となってセクションテープが張られ、
商品も多数用意されるなど、本格的な大会としての体裁を整えるまでに至ったという経緯が
あります。




そして大会当日。




朝から駐車場は異様な盛り上がりを示しました。

今回は勝負に向けて緊張するのではなく、男性陣は慣れない化粧や女装で戸惑い緊張し、
すっかり落ち着きを失っています。


一方の女性陣は、うろたえる男共を捕まえてはメイクを施し、その変貌を見てゲラゲラと
大笑い!!


私もその犠牲者となりました。


でも、高校の修学旅行で演芸大会をした時を思い出して、久しぶりに心弾む緊張を
味わうことができました。
こんな風に「オッサン」というカラを脱ぎ捨てる機会なんて滅多にありませんから、
こうして強制的に打ち破ってもらって子供に戻れる機会は本当に貴重ですね。



大会は8セクションを3ラップ。
ビギナー、NB、NA、国際、と4つのクラスで競われます。
国際クラスでは、IBとIAライダーが出場。




大会の様子です。

ガングロギャルです。





顔が真っ黒で写真に写りません。
セクションインする時の気合は、
「行くわよ!」です。(笑)





スカート娘です。





白いスカートをひらひらさせて、倒木もヒラリ!





2段ステアもヒラヒラリ!!





三つ編みパンツ娘です。





引っかかってはいけないワナがあれば、なぜか吸い寄せられていました。




以下は本物の女性陣です。

アニメの女の子ヒーローみたいですね。(ヒロイン、だと言葉のニュアンスが違うような、、、)
メイド姿でバイクを乗りこなす姿はキュートなのにとてもカッコ良く見えました!
ビギナーの彼女ですが、いつかこの姿で選手権に出場したら、トップライダーも
かすんでしまうこと間違いなし!
ファンクラブができて観客動員はウナギ登り。歌って走れる女性ライダーとして、まさに
トライアル界の救世主となることでしょう。


私は女性ライダーには女性ならではのウェアがあって当然だと思うので、
男共の常識に縛られず、ウェアを自由に楽しめるようになったらいいのにと思います。





でも今回の女性陣は走りも見事でした。
なんとNAゲートから下っています!

この方も!

そしてこの方も!!




ルックスも走りも、女性陣の圧勝でした。
(あ、ウィメンズカップですから、名目上、男性はいないのでした。(笑))





男にはできない素敵な大会でしたね。(^^)




ウィメンズに拍手!