走り納め最終日(笑)

昨日クリーンできなかったセクションのことを振り返っていると、無性にリベンジしたくなったので、走り納めを一日延長しました。(笑)
まず昨日のオフキャンバーターンに再挑戦。昨日ナ○ノさんから受けたアドバイスを肝に銘じ、急傾斜の下りで勢いをしっかり殺して一旦停止、そこから右にハンドルを切り、ターンを開始します。バイクが下向きな状態では曲がること自体は難しくありませんが、曲がり始めてすぐに、浅い溝を横切るので楽ができません。右に切れたままフロントがその溝で止まってしまうと再スタートが難しく、溝にはまる手前からブレーキを緩めてスルリと通すのですが、この時にふらついて失敗の連続です。ふらつく原因は、傾斜の強い場所でバランスをとるのが難しく、重力に対してバイクをまっすぐ立ててしまっているせいだと考えました。まっすぐ立てたバイクは直進したがるので、それを曲げようとして上体をターン方向に入れてしまうから、不安定なフォームになりバランスが崩れるだけで曲がらない訳です。そこで昨日「足りない」と言われた<インステップ荷重><とバイクを曲げる方向に寝かせる>という2点を重点的に意識してトライ。インステップを踏んでバイクを山側に寝かせると、これまで立っていたポジションでは完全にイン側にバランスが崩れてしまうので、上体は胸の前にアウト側のグリップがくるようなポジションとなります。
これは自分にとってすごく違和感を感じる体勢なのですが、逆にバイクはスルスルとラインに乗って少しずつ登っていくではありませんか!
「行ける感じ」が掴めたら、後は同じ動きが再現できるようになるまで何度もこのターンを特訓。クリーンが連発できるようになったので、リベンジ成功!

気を良くして次はナ○ノさんが作ってくれたセクションで、どうしてもクリーンできなかった木の根と溝が刻まれたタイトな右ターンに再挑戦です。

これは大変手ごわくて、登り傾斜が強いタイトターンだけでも大変なのに、フロントは溝の上を通り、リアは木の根が何本も出ている溝の中を通るは、左右に木が生えて狭くて先が見えにくいはで、いつもの曲がり方では通用しないのです。
いろいろ考えながら挑戦しますが、ターンに差し掛かるといきなりフロントが高くなって右にきゅっ!と曲がらないといけないし、リアが根っこに引っかかるは、曲がりきれずに木にぶつかったり、曲がりすぎてまたまた木にぶつかったりとまるで歯が立ちません。
自分なりに分析して、ここでもやはりインステップ踏み込みと寝かしこみがまったく行えず、強引に曲げようとして上体から突っ込んでいるようなので、さっきのオフキャンバーと同じ原因です。
しかしさっきはターン中に考える時間がありましたが、これは考える間もなく一瞬でいろんな事に対応しなければいけないのでさらに大変です。
上体から突っ込まないように心がけると今度は体が遅れてまくれてしまうのでどうすれば良いのかわからずトライを続けていると、地元チームの方が一人やってきて、私のトライを見てくれました。(それまで誰もいなかった)その方が同じ場所でターンすると、インステップ荷重した足で伸び上がるようにしていとも簡単に曲がってゆきます。
このイメージを真似してみると、かなりよい手応えがあり、いくつかアドバイスを受けながら、ようやくぽつりぽつりとクリーンがでるように…
このターンだけでしつこく50回以上は繰り返したでしょうか、へとへとになった頃に同じ動きがやっとこさ再現できるようになり、どうにかリベンジできました。
という訳で気がかりなターンもリベンジして気持ちよく新年が迎えられそうです。