福井県大会

はるばる下道を150km。福井県大会に遠征してきました。


会場は沓見トライアル場。風化した花崗岩系の固く引き締まった土質がメインで、高低差と立体感に富んだ地形が特徴です。
高い場所に立てば、会場全体を簡単に見渡せる広さで、ガレ場や沢はないものの、変化に富んだ地形と工夫して配置されたステアで、練習内容は無限に見つけられそうな楽しめるトライアル場です。


私は福井県大会(MFJ承認ではない草コンペです)に昨年2度参戦し、初参戦はビギナークラスで2位、そして2戦目はNBクラスで、スタートセクションから5連続5点を叩き出すなど減点合計68点でダントツの最下位でした…。
果たして1年振りとなる今回の結果はどうなったでしょうか?


スコアカードから振り返ると…
今回の競技方式は、6セクション4ラップで、グループ毎にオブザーバーが付き、グループ単位で回ります。午前中2ラップ、午後2ラップの計24セクションとなります。
画像のカードは上が午前、下が午後です。(セクション11〜16は、それぞれ一桁目の数字がセクション番号です)

24セクションでクリーンが15、1点が5、2点が1、3点が1、5点が2の減点合計20。27名中11位でした。
今回全てのセクションでクリーンが出ているので、減点の半分を占める5点二つが実にもったいないです。
今回のセクション設定では、全体的に減点があまり増えないので、3点以上の減点を喰らうことは、一気に上位への望みが薄れてしまうシビアな展開でした。
しかし、昨年最下位だったことを思えば、今回は上位への希望も見えてくる程の結果を出せたので、十分満足しています。(^-^)


そして遠征修行としての成果も大いにありました。
一つ目は苦手な土斜面ターンのワナが多かったのですが、落ち着いて対処でき、最近のターン練習の成果を確認できた事。
二つ目は一目見て「無理だ!…」と思った10m程の急斜面をローギアで登り切れた事。
三つ目は現時点での自分の弱点や課題を発見できた事。
本当にはるばる遠征した甲斐がありました。(^-^)♪


そして今回の参戦で何と言っても一番素晴らしかった事は、一緒に参戦したいつもの練習仲間が4名共に表彰台に上った事です!(1名はビギナークラス優勝!残り3名はNB表彰台独占!)
私は今回賞とは無縁でしたが、目標となるライバルといつも一緒に練習できるなんて、本当に恵まれていますね!


もちろん、私も仲間に負けてばかりはいられませんからねっ!
という訳で、得るものも多く、このオフシーズンの修行の励みとなる良い刺激もいっぱい受けることのできた今回の参戦でした。