走り納め

今日の走り納めはセクションの改修が目的でしたので、RTLも単なる移動運搬手段として乗っただけでした。(笑)
まあ、それでも走り納めですよね。(笑)



改修のための道具や資材を運ぶために「背負子」を作りました。
作り方の参考にしたのは、オークションで出品されている古民具の背負子などです。
昔の小学校では、二宮金次郎が、この背負子で薪拾いの道中も書物を手に勉学に励む姿を刻んだ石像があったものです。


(↑これね。参考画像です)
私は一応プレハブ(笑)や鉄筋校舎の世代なんですが、小4で引っ越した山沿いの小学校が第二次大戦前からの古いレトロな木造だったんで驚いた記憶があります。
その小学校は、石炭のダルマストーブがあり、もちろん二宮金次郎の石像も建っていました。


そんな歴史ある民具の背負子ですが、私は木工も好きなので、どうせ作るならばということで、できるだけ昔ながらの背負子のディティールにこだわって製作。
昔の人が使い続けてきた民具の良さを体験してみるという興味もあって、釘やネジなど一切使わず、ほぞ組やダボで木材を接合して、肩あてもわらじの作り方で編み、昔っぽいリアリティーを再現。(笑)



出来上がった背負子を試しに背負ってみると、これがなかなか良いあんばいで、背中の当たり具合もうまく荷重を受け止めてくれる感じです。
さすが昔からつかわれ続けてきた道具だけありますね。
今回実際に使ってみて、人が担いで物を運ぶ道具として、とても機能性の高い優れものであることが納得できました。(^^)

大きなベランダストッカーを運ぶのも、背負子を使えばこの通り!足場の悪い山の中も、トラ車でならば簡単に運べます♪




さて、午前中のセクション補修第一弾はこの「J型オーバーハング根っこステア」です。

トライを重ねていくと、土が削れ落ちて、次第にオーバーハングがきつくなり、太い根っこでアンダーガードを打ったり、リアタイヤを滑らせたりしやすくなってきました。
これはこれで練習になるのですが、失敗したときに危ない落ち方をしたことが何度かあるのと、このままでは土が削れて根っこが浮き上がってしまいそうです。
せっかくの立派な根っこなので、それを長持ちさせるためにも改修する必要を感じていました。






そして昼過ぎまでかかって改修が完了。

お城の石垣風の立派な岩ステアが完成しました。
単独のステアとしては、改修前よりも少し難易度が下がりましたが、ステアの手前に助走を制限する岩の障害物を二つ追加しました。(^^)
白のラインがNB、黄色がNA、そして緑がIB以上です。
黄色ラインは助走が短く制限され、緑ラインは、フロントがステアの真ん中あたりに静止したウーポン状態からのスタートになります。


私の作業を見て、IBのSさんもツルハシを手に取り、隣の土手を削って角度を増していました。(笑)

結局、この土ステアと、石垣風ステア緑ラインの2か所は、IBでも簡単には上がれないカモ!? という難度になりました。(^^ゞ
Sさんはいずれも気合でクリア!さすが全日本を走るライダーですね!
今後は黄色ゼッケン以上の腕試しポイントとして盛り上がりそうです。(^^)




遅めの昼食はカップラーメン一個だけで済ませたのですが、うれしいことにβ姉さんから焼いたおもちをいただき、昼食のグレードが一気にUP!
焼いた大福餅も含めて5個も頂いてしまいました。(^^ゞ

小豆好き、もち好きの私としては、至福のランチタイムとなり、ラッキーでした。m(__)m<ありがとうございました〜






午後はもう一か所、気になっていたポイントを補修しました。

ここは丸太越えから間髪いれずガツンと登るオーバーハング丸太付きの土手斜面ですが、ここも午前のステア同様、土がえぐれてオーバーハングがきつくなってきていました。


そこで、角度がきつくて崩れやすい斜面の上半分に石を敷き詰めて岩盤風に仕上げました。

こういった石積みの補修は初めてなので、あれこれ岩や石の組み合わせを考えながらの作業はとても面白く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
石積みの経験値が乏しいので、あっけなく崩れてしまうかもしれませんが、これからいろんなセクション改修を行っていくためにも、セクション作りの腕を磨いておきたいと思います。(^^)