ガースー黒光りトライアル大会 第8戦 (その2)

<6セク>5-2

次第に傾斜を増してゆく連続ステアのセクションです。





イン直後の連続ステアはちょっと捻りが効いていて、一つ目の岩を右に下るとすぐに
2つ目の2段ステアが目前に迫ってきます。





横から見るとこんなラインです。
前下がりでアプローチする感じなので、より高く感じてしまいます。
それに、越えたらすぐに左へ向かう必要があり、気が抜けません。





続く連続岩越え。
1ラップ目、一つ目を越える時にカードが気になって左へと流れてしまい、
次の岩へうまく入れず加速不足で、なんと岩を登り切れずバック。
まさかこんな簡単なステアで失敗するとは、、、
ここから5点の山が始まりました。(;_;)





最後はラインを見極め、左端を駆け上ってから上で右ターンしてアウト。
2ラップ目は簡単にクリーンできただけに、もったいない事をしてしまいました。




<7セク>2-2

ここは短めのセクションですが、インとアウトにアクセントの利いたステアがあります。





ひとつ目がこの二段ステア。
1段目がちょうどバイク1台分の長さで、2段目まで前輪がすっぽりはまりそうな
間隔があります。
ここはアンダーガードを打たないように前輪を2つ目の角に当てに行き、当たるタイミングで
ピョン、と弾んで行けばクリアできました。


でも、二段ステアを越える事にばかり意識が向いてしまい、その先のライン取りを考えないと、
左ターンでつっかえてしまい、ポロ足が、、。





途中は通路のように移動し、アウトに向かって登りながら一つ岩を越えると、
さらに傾斜が増しつつ頂点の岩越えです。





空を見上げる視線で最後のステアに向かうのですが、
アプローチが左タイトターンで加速のタイミングになかなか移れず、
ギリギリに迫ってから上りはじめることになり、本当に恐怖です!(>_<)


特に2ラップ目は無理かも!?という位加速が足りなくて、すごくヤバイ感じとなり、
大声を出して突進!!
ツルリ、と登りきれて助かりました。




<8セク>5-3

タイヤステアとヒルクライムのセクションです。





前にもこのラインが出て、その時も大苦戦したのですが、その後タイヤは全く
練習していなかったので、今回も歯が立ちませんでした。





1ラップ目はタイヤに上がって、すぐに抜けようとして左に倒れ、足で支えたものの、
マーカー不通過で5点、、、。
2ラップ目はタイヤに上がってゆっくり下りようとしましたが、リアがグリップせず
バタバタに。


タイヤの経験値がないと通用しない事を今回も思い知らされました。





ちょっと高めの単独ステアを越えてヒルクライムです。





こんな感じで迫力があります。
NAは掘れたレールに沿って駆け上るので、足が出やすい状況でしたが、
ヒルクライムは練習量が多いので、難なく登りきれました。




<9セク>3-3

丸太越えが連続するセクションです。





この丸太の連続ステアは超難関でした。
画像では判りませんが、助走がほとんど取れないので、勢いよく一段目から
二段目へフロントを当てに行く行き方ができません。
一段目にフロントを乗せる時に何かできれば良いのですが、リアが1段目に
当たる時にフロントはまだ二段目に届かず落ちてしまうので、今回は
一段目を上がってから両足を使って全力でバイクを持ち上げて越えるしか
手がありませんでした。(>_<)





Uターンしてもう一度丸太を越えたら、もう体力が、、、





そうなるともう、後が全く粘れませんでした。(;_;)





バタバタと足付きターンして





最後の連続ステアでは、二つ目でハンドルから手が離れそうでした。(>_<)




<10セク>2-5

これぞ亀岡! という感じの斜面に岩ステアだらけのセクションです。
1ラップ目はつまらない2点をついてしまったので、2ラップ目こそクリーンを!
と意気込んでインしたら、なんと一つ目のステアでフロントが上がらず
まともに刺さっていきなり横倒し!


一瞬、何が起こったか理解できませんでした、、、(;_;)
まるでクラッチが切れたままステアに向かったみたいにフロントが上がりませんでした。
原因は未だに謎です???


1セクは3秒、5セクは10秒、そしてこの10セクは2秒で5点という、選手権に参戦して
以来の、あっけない5点の連発をしでかしてしまいました、、、。





イン直後のステアは2段ステアで、一段目をゆっくり目に上がって、すかさずコロリ、と
フロントを転がし上げるだけの簡単なものでした。





後半の2段ステアは、アンダーガードがこすっても、とりあえず勢いがあれば
なんとか越えられる技いらずのステアです。





そしてアウトへ向かう最後の登りです。
ダム型大岩からヒルクライム頂点付近の連続ステアは、なかなかの迫力ライン。





正面から見たらこんな感じ。





最後の連続ステアはかなりの傾斜ですが、今回は手前斜面のグリップが良かったので、
気持ちよく越えることができました。



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今回は亀岡の経験値不足がもろにたたってしまいました!
成績は20セクションにもかかわらず、減点56。出走15台中の12位でした。


内容は、クリーン3つに対して、減点5は5つ。減点1は一つもありませんでした。
しかもイン直後の秒殺ノックアウトが3つも含まれています!(>_<)
とにかくタイヤステア一つもまともに越えられないようでは、成績以前の問題です。(>_<)
これからは、シーズンオフの間にできるだけ亀岡へ出稽古しようと思います。



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というわけで、最後はちょっと締まりのない終わり方になってしまいましたが、
NA昇格1年目のシーズンをどうにか終えることができました。


振りかえれば、よくも無事でここまでこられたものだと感心します。
NB時代と比べて一気に難度を増したNAセクションに、恐れおののきながら必死の
思いでトライ。
時にはエスケープしたり、大会出走を当日になってとりやめたりという事もありましたが、
NAセクションに少しずつ慣れるにつれ、4位を含む一ケタ順位にも3回入賞。
(それがなんと全て猪名川の大会)


まさかのシリーズポイントを30ポイント以上獲得でき、徐々にNAセクションも
面白いと感じられるようになりました。


等々、自分で思っていた以上に上出来のNA1年目でした。(^^)