今日の練習

今日は最高の小春日和となりました。(^-^)


前夜は放射冷却で冷え込んだせいで霜がびっしり降りていましたが、練習場へ向かう途中、一つ峠を越えたら、広い谷筋を上下に分けるように見事な逆転層が出現していました!(横方向へ伸びる白い筋がそうです)

おそらく刈った草などを焼いた煙だと思いますが、逆転層に沿って水平に広がる煙のベールは、とても幻想的で見ごたえがありました。


さて、一昨日の練習では珍しく転倒がない一日だったせいか、その分まで今日は引っくり返って何度もバイクを放り投げてしまいました。(苦笑)


一つは高さ2mの切り立ったJ型土段差で、上りきる寸前に失速、後ろに引っくり返りそうになったので、バイクを放して後ろへ飛び降りました。
ターン直後のため、助走がとても短いのですが、駆け上るラインをきちんと決めないまま適当に上がろうとしたため微妙にふらつく分トラクションが抜けたみたいです。
その指摘を受けて、しっかりと1本のラインを見定めてトライすると、あっけなく上りきれました。
「ここはいつでも上れるから大丈夫」と決め付けてなめていたのがいけませんでした。」目標(ライン)を絞り込んで集中することで操作も正確になるという事を改めて思い知らされました。


もう一つはかなり傾斜のきつい斜面で、下から「⊃」←のラインを辿る左ターンですが、バイクが真上を向くときに切り返すので、リアが流れるかフロントがまくれるかで大変でした!
ここでも切り返しでバイクが思い切りまくれて放り投げ、リアフェンダーに亀裂が入ってしまいました。
こういう自分の能力の限界を超えた厳しい角度のターンでは、操作のイメージが掴めなくて頭の中が真っ白になってしまいます。(苦笑)
「リアを滑らせず、止まらず、まくれず、切り返す」という無理難題に何度も立ち向かいましたが、残念ながら答えは見つかりませんでした。
ただ、別の場所にある、これまたほとんどクリーンできていなかった難関ターンでは、ついに連続クリーンを出すことに成功!
どんな難しい宿題でも、気長に根気強く取り組んでゆけば、いずれは答えが見つかるものなのでしょう。


今日の練習で良かった点としては、セクションで使うリア振りがそこそこ成功率が高く役に立ったのと、前振りでこれまでよりも振り幅が大きくできるようになってきた事。グリップに合わせてスロットル操作の調整ができた事。それとセクションへの集中も毎回意識できました。