昨日の練習

最初に、、、
これまで私は技術論はタブーとしてネタから避けてきました。
なぜなら私は経験が浅くて下手だし、根拠のある知識もないからです。(苦笑)


でも、情報が乏しくても、腕前が下手でも技術や練習方法について考えることはとても大切です。


それに、トライアルネタがメインのブログで、技術について触れないのもかえって不自然だなぁと思っていました。
なので、あくまで「私個人の範囲に限定した思いつきで間違いだらけの技術論」(笑)という前提で、タブーを外そうと思います。




さて、
日曜日はへとへとになるまで練習して、家に帰ると食後は爆睡でした。


練習内容は、土曜日と同じく「登り系のオフキャンバーターン」がメインでした。
「下り→上り系のオフキャンバーターン」も難しいのですが、登り系の場合は加速しながらの滑りやすいターンの難しさに加えてバイクがまくれそうなタイミングで切り返しをしなければならないという難しさもあります。


私もこのターンが大の苦手なのですが、土曜日につかんだコツがきっかけとなって、さらに新たなコツを見つけて増やし、徐々に苦手克服の兆しが見えてきた感じがします。


<今回つかんだ私的なコツ>
●リアが流れる状況で曲げながら登るには…
1)できるだけゆっくりとした速度でターン開始地点へさしかかる。
2)素早く腰を落としつつ体をひねりながらバイクを思い切り寝かせ、低く「構える」。
(この動作でバイクは向き変えが始まる)
(次に、グリップを失わずに曲がり切るために…)
3)曲げてゆく膝に、全体重を預けて踏んばりながら、その膝で脱出方向へリードできるように力を溜め…。
4)バイクをリードするように膝を脱出方向へグッ、と入れると同時に半分開け、ハンドルに力を入れて一気にバイクを起こして向き変えも完了。


イメージを弓矢に例えると、1)から3)が弓を引き絞って狙いを定める動作で、4)が矢を放つ動作。
矢は放たれる前に、一旦後ろへ引き絞られるように、ターンのラインも、できるだけアウト側に溜めて、そこから一気に出口へと反転するイメージです。


<私的法則>
その1、「上りターンでは、バイクを起こす方向にハンドルを力強く引きながらスロットルを開けるとグリップが良い」
たぶん、タイヤの接地面積を増やしながらリアタイヤを強く地面に押しつける力が働くからなのでしょう。だから、滑りやすい場所では、バイクを強く起こすことができるように、前もってたくさん寝かせておく方が良いのかもしれないと思っています。
その2、「バイクは寝かせる時と、起こす時に良く曲がる」
バイクの傾きが固定して変化がない時は、むしろ曲がりにくいのだと思います。たとえば、ストッパーが当たったフルロックターンでも、フロントがプッシュアウトしそうな時に、ちょっぴり車体を起こしたり寝かしたりして前輪が転がりやすくしますが、それも似たような理屈だと思います。
また、寝かせる操作はターン前半の溜めになり、起こす操作はターン後半の解放になるので、メリハリの利いた効率的な動作になるのではないでしょうか。




などといったことを考えながらトライしてみると、それなりに手ごたえを感じることができました。
ただ、膝を中心に下半身に負担が大きかったので、今日は太ももに疲れがたまって一日だるかったです。(苦笑)