膝回りの怪我
今年に入って、太ももや膝回りの怪我が多いです。
幸い、骨や関節の痛みとは無縁ですが、打ち身、擦り傷など、足には傷や傷痕が絶える事がありません。
まあ、トライアルをしているとこういうのは普通、当たり前のレベルなのでしょうけど。
とはいえ、太ももの打ち身には本当に泣かされてきたので、自作プロテクターを作って
ダメージ予防に努めるようになりましたが、今回はステップで膝の内側を強打!(>_<)
一瞬、ステップが皮膚に引っかかる感じがしたのですが、「擦り傷になってしまったな」程度に思って、そのまま確かめもせずに練習していました。
その晩、家に帰って風呂に入る時に、タイツを脱いでビックリ!
ステップの爪が食い込んだせいで、皮膚が小さくかぎ裂きになっているではありませんか。,(゚o゚),
(現在モイストヒーリング中)
前日の練習では、フレームにひざの内側をぶつけて痛い思いをしていたので、太もも同様に、膝回りもけが予防の対策が必要なようです。
練習仲間のTさんは、モトクロスライダーのように上半身までプロテクターでガードして重装備です。
でも、トライアルの危険性を冷静に考えたら、これくらいの対策は、少しもオーバーではありません。
そもそもトライアルって競技は、無防備なスタイルで、失敗したら大怪我しそうな場所を走っていること自体を、おかしいと疑問に思わなければいけないはずです。
なのに、ほとんどのライダーが無防備なまま走っているのは何故か?
1・トップライダーがそうしているから。
2・ガードやプロテクターはライディングの邪魔になる。暑い。重い。付け外し面倒。金がかかる。
3・必要だと思うけど、なんだか恥ずかしい。
4・怪我を怖がっていては上達しない。怪我していても根性で走る!
5・トライアル専用、あるいはトライアルに適したガード類がない。
6・てか、あまり考えた事がない。そんなものだと思っている。
7・痛いのが好きっ!、血を見ると興奮する!!
私的には2・3・5が当てはまります。(^^ゞ
ただ、一番根本的な問題なのは、5、なのではないでしょうか?
「装着感がなくて軽くて付け外し簡単。」そんなトライアル専用のプロテクターがあれば、かなり普及するはずです。
私も過去にいろいろとガード類を試してきましたが、違和感があり過ぎ、とか、すぐにずれてしまう、などの理由で、ろくに使われないまましまいこまれたものが少なくありません。
こういう失敗で無駄な出費を重ねると、「もう、どうでもいいやっ!」って、あきらめてしまう人も多いのではないでしょうか?
バイクを傷や破損から守るためのパーツは豊富に出回っているのに、なぜライダーを守るグッズが乏しいのか???
人間よりもバイクが大切なの?って言いたくなります。
私としては、カーボン素材で人間を守る、トライアルに適したプロテクターもぜひ開発してほしいと願っているのですが、無理なのでしょうかねぇ?