今日の練習



猛暑再来です。本当に暑かった〜。


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今日も「スムーズに」「垂直の連続」「ターンの軸」をテーマに取り組みました。



ウォームアップで、オフキャンバーなラインをつないで走ってみると、リアを流して失敗する確率がかなり減っていて、上々の手ごたえです。




ここで、これまでになかった新たな感覚に気付きました。


ステップを垂直に踏むように心がけつつ、バイクはしっかりと寝かせるのですが、外側のステップの足は、膝を垂直に引き上げるようにしてみたら、内側のステップも外側のステップも同時にしっかりと垂直に踏めるのです。


これまでは、イン側のステップメインで踏み込む感じがあり、外側のステップはバイクの寝かしこみの邪魔にならない程度に軽く踏むようにしていました。
なので、外足をグッと踏み込むのは切り返しの時だけでした。




そもそも、外膝を引き上げようと考えたきっかけは、体の垂直を保つために役立つかな?と思ってちょっと試してみただけのことでした。
なので、まさか引き上げる足でもステップを踏みこめるとは思っていませんでした。



外膝引き上げの予期せぬ効果で、これまで以上に左右のステップにしっかりと垂直荷重できるようになったので、リアが流れにくくなり、より多くのグリップを引き出してターンできるようになり、半信半疑で繰り返してみましたが、これはなかなか効果的な方法であることが確認できました。




シーソーに例えてターンのステップ操作を考察してみると、
シーソーの真ん中に立ち、自分は体を傾けずに足の曲げ伸ばしだけでシーソーをパタン、パタン、と交互に傾ける動作に似ています。




これまでの自分は、シーソーを傾ける側の足に体重を多く預け、その足を伸ばすようにして踏みつけていました。
だから、反対の足は荷重を抜いてシーソーの動きを邪魔しないようにするだけで、積極的に使うイメージではありませんでした。


この操作では、見た目は体が垂直で、シーソーを交互に交互に傾けているように見えます。
しかし、重心位置は傾ける側の足に大きく偏るので、実は、ターン内側に体が入った状態と同じなんですね。


ところが、今回発見した方法だと、
シーソーを傾ける側の足を伸ばして踏み込むのと、反対側の膝を引き上げつつ踏み押さえる動作をすることで、あまり体の重心移動を使わずにシーソーをパタパタさせるやり方になります。




このやり方でバイクはより寝かせやすく、ライダーは両足を踏ん張った垂直状態で立てるということが分かったわけです。


そのことにどうして今まで気付かなかったのか?
私にとっては「引き上げながら踏みつける」という動作が、コロンブスの卵みたいだったからでしょうね。




「ターン時の外膝は垂直引き上げ踏み込み」



今後はこれもしっかり意識しようと思います。