風邪ニモマケズ

先週は岩をメインのハードな練習がたたったのか、風邪をひいてしまいました。(>_<)


私の場合、ひき始めにのどが痛くなったり、体の疲れが抜けず重い感じがするなどの
自覚症状があるので、それを感じたら、即座に風邪対策を開始します。


具体的には、のど飴をなめる、マスクをしてのどの乾燥を防ぐ、とにかくたくさん寝る。
の3点。
のどの痛みの場合、特にマスクをして寝るのは効果大です。




練習疲れで体力を消耗している時にひく風邪は、対応が遅れるとガツン、と発熱して
ヘタをすると2〜3日寝込んでしまう場合もあるので、そうなると仕事も次の練習も
台無しになってしまいます。
それを早期対策で軽い風邪程度の症状に封じ込めてしまうのです。


回復期に入ると鼻水がでるようになります。
そこから再びぶり返すことはまずないので、明日からの練習には間に合いました。(^^)



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ところで、最近私はビギナー向けのDVDを引っ張り出してよく観ています。



乗車姿勢やターンの基本、ステアの基本など、もう、とっくに卒業したつもりの内容ですが、
今、私が求めているものがそこにあるという事に、改めて気付かされます。


ビギナー向けとは言え、「基本」は上級者も同じな訳ですから、当然身につけておくべき
事柄なのです。


なのに、私は本気でそれらの基本を身につけようとしていませんでした。
というか、とりあえず観た通りの事を試しはしたのですが、それを繰り返し
体に染みつかせようとまではしていませんでした。




その理由は簡単で、
・基本練習よりも、むずかしいステアやターンで遊ぶ方が面白い!
・基本のフォームや動きの必然性が実感できていない。
・基本通りでなくても自己流でうまくいけば、そちらに流れる。




事実、私のように自己流で間違ったフォームや動作をしていても、NA昇格までは行けて
しまいます。


ところが、傾斜や高さなど、物理的な条件が厳しくなってくると、間違ったフォームや
操作が邪魔をして頭打ちとなり、どうしてもその先へ進めなくなってくるのが判ってきます。
つまり自己流が通用しなくなってしまうのです。


かなり自己流を強気で押し通しているライダーもいますが、そういう人の走りを見ていると
限界に近いトライでは、一つ間違えば大怪我をしそうな、ハラハラする感じが伴っています。


同じエネルギーを使うなら、そのエネルギーの全てを役立てるようにするために、
無駄やロスをなくさなくてはいけません。
そのために重要なのが基本であり、ビギナー向けのDVDではそれが明確に示されているのです。




だとすれば、
今、改めてDVDが示す通りの基本を実際に試してみて、どこに違和感や不自然さ、やりにくさを
感じるか? あるいは、どこに可能性や、スムーズさ、無理のなさを感じるか? を試して
みることは、自分の走りを修復する良い手がかりになると思うのです。




先日の練習で、高い真直角をピョコン!と、自分自身が驚くほどあっけなく上がれたのも、
明確な理由がまだ分りませんが、おそらく、基本のフォームや動作を強く意識し始めているから
なのではないかと思えます。




体に染みついた「悪しき自己流」は、すぐに消せるものではないはずです。
しかし、基本の正しい動作を繰り返してみれば、誤った動作が浮きぼりにされて自覚できるように
なるのではないかと考えています。


ちなみに、今気になっているのは、
・膝の位置と上体の前傾と懐の広さと視線の関係。
・握りの軽さとステップの真上に立つポジションの関係。
・膝とつま先の向きとターンコントロールの関係。
・ステップとハンドルに加える力の相関関係。
・ステップの「真上」と、タイヤの接地点の「真上」を明確に区別してイメージすること。
・きっかけ動作からの軽い半クラ
・ステップを踏む足、ステップから引き上げる足。
などです。




この週末も、このあたりをチェックしながら走ろうと思います。



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ちなみに明日は○○○で走ります。